今朝、ハルカが、「お母さん、きっと好きだろうと思って取っておいたの。見て!」と言って
破った雑誌のページを持って2階に上がってきました。
それは、ニューヨークタイムズジャパンによる、93歳のピアニスト高野耀子さんの記事なのでした。
生き生きと描かれた生き方、
好きなものに囲まれた落ち着きのある暮らしぶり。
ほら、コーヒー入れているところなんて、お母さんみたいじゃないの。
お母さんもこんな風になれたらいいね。
そうねぇ・・と言って思い出されるのは長い海外生活でのことでした。
高野耀子さんのことは、知らなかったけれど、
思わず演奏も聴きたくなって検索してみました。
演奏を聴いていると、海外でのレッスン室の高い天井、木の温もりや少し湿気のある重い空気、
レッスンを終えて見上げた空、吹く風なども次々に蘇り
胸がいっぱいになってしまいました。
そして、こんな風にピアノと付き合ってみたいとも思いました。
ちょうど今年の8月2日には、軽井沢で演奏が開かれるようです。
93歳で、演奏活動をされているなんて、素晴らしい!
私も93歳で現役コーチでいられるかしら。
ああ、知っていたら絶対に聴きに行ったのになぁ・・
お会いしてみたかった。