ビリビリするような寒さのNYへ戻ってきて、早くも日本の暖かさが恋しくなっています。
12月27日から1月7日までの一時帰国では、出逢った人たちの温かさに触れ、
堂々と生きる先輩方の薫陶をいただき、ありがたさでいっぱいの旅でした。
東京に到着した日の夜は、夫の大学時代の先輩と同級生と新橋のお寿司屋さんで豪快に日本の味を堪能。
30年前とちっとも変わっていない私たち。
嬉しかった!
一瞬で大学時代に戻れるのは、本当に楽しい。
大いに盛り上がりました。
そして、京都へ。
まず、京友禅作家の双樹庵の野村直樹先生のお仕事場を訪問しました。
オトシさんからいただいた着物をきっかけに、少しずつ着物を買い揃えているのですが、
NYの着物の先輩の大推薦により、野村先生のところで、着物をご購入させていただいています。
こちらが野村先生のお仕事場。
あこがれの京町屋です。
鎌倉もいいけれど、こんなところに住んでみたいなあ・・・
先生が連れて行ってくださった京都のお野菜たっぷりの鉄板焼き。
極上ビーフや鮑も登場。
シェフの丁寧で美しい手さばきに見とれます。
野村先生とご一緒に。
春のNY式部会での再会を誓いました。
さあ、向かうは、今夜のお宿。
通されたお部屋からは、見事な楓が見えました。
楓の間でいただく、ワラビ餅と日本茶の美味しいこと、美味しいこと。
お庭をながめられるちょっとしたスペースがステキでしょう?
思わずにっこり。
早速、旅館内を探検します。
まるで小さな美術館のようなセンスの良い飾り。
居心地の良さは抜群です。
すごいなあ〜すごいなあ〜と感動しつつ、うろうろと歩きまわります。
あちこちに隠れ部屋のようなスペースがあって楽しいのです。
こちらは、ライブラリー。
そして、評判の高かったお食事は、私たちの期待以上のおいしさでした。
1日目のお食事とデザート
こちらは、2日目のお食事とデザートです。
宿のご亭主佐藤年さんの亡くなったご主人アーネスト・サトウの書斎。
夕方から宿泊客へと開放され、ここでお茶やお菓子を楽しむ事もできます。
とても静か。
上質な時間に身を置くと、まるで瞑想しているよう。
しっとりと心が溶けていきました。
夜も深く深く眠る事ができました。
朝食前のお散歩は、もちろんイノダコーヒー本店です。
常連さんは、開店前から入れるようで、早々と指定席で新聞を広げていました。
うらやましがりながら並ぶ私たちは、観光客組み。
コーヒーもケーキも美味しくて、毎日通い詰めてしまいました。
清清しさでいっぱいの朝の錦小路。
日本の味がいっぱいで、ワクワクしながら探索します。
NYに持って帰れないのがと〜〜〜っても残念です。
ここで足袋を買いましたが、店主が風変わりで面白かった・・・昔の私だったら、腹を立てたり、落ち込んだりしてたかも。
でも、まずびっくりし、次に可愛いな〜と思えるから、成長したのかな?
さあ、宿に戻って朝ごはんです。
1日目は、楽しみにしていた湯豆腐を
2日目は洋食にしてみました。
可愛いトースターを持ってきてくれて、お部屋でパンを焼いてくれるんですよ〜!
今日のブログの後半は、京都で訪れた神社、懐かしのお店の写真です。
雪の残る神社は寒かった〜
ここをくぐった先にこんな岩戸がありました。
青木五右衛門。
南禅寺は、大好きなお寺の一つ・・・
この界隈を歩き回り、清水寺近くの3日目の宿へ。
こんな可愛い下駄が置いてありました。
宿の人に勧められて早朝の清水寺へ。
今年の漢字は「輪」
世界が一つの輪でつながりますようにと願います。
あちこち遊びまわった夜は、大人のお愉しみ。
バーを梯子しました。
京都のバーは奥が深そうです。
まだまだ勉強不足な私たち。
次回はじっくりリサーチしてから、来てみたいと思いました。
大阪の義母をお見舞いして、京都の3日間を終え、後ろ髪を引かれながら東京へ向かいます。