夏の間は式部会をお休みしているので、訪れる人も少ない我が家はとても静かです。
そんな中、スタートしたのがマザーズコーチの佐々木のり子さんとの2冊目の本の執筆。
毎週二人でスカイプ会議をしながら本のイメージを作りあげてきました。
本として形にするためには、内容を書くだけでなく、他にも大きなお仕事があります。
それは、構想を作り、ページの割り振りをして、テーマを当てはめて骨組みを作ること。
特に今回は、好きなところをなんとなく書き進めてもまとまらないので、まずは構成を作るところから。
ゼロから生み出して行く作業は、気合いと根性でやりきらないと、いつまでたっても完成しません。
今週は、まさにモグラのようの部屋に籠って、うんうん唸りながらあれこれ考え続けていました。
疲れて来たら、近所のカフェにて気分転換!
クレープ屋さんで一服。
また、仕事に戻ります。
書いた原稿はチャットワークに上げることになっています。
でも、のり子さんからのアイデアや意見、原稿があがってこないので、どのくらい進んでいるのかが全く見えてこない中、
一人で勝手に書き進めてしまって良いのだろうか。
本当は、お互いに作ったものを見せ合って決めたいという思いもあります。
黙々と書き進めて行くうちに、またあの苦い経験が頭をよぎりました。
それは、一緒に本を書き進めていたパートナーが、道半ばで降りてしまったこと。
理由は、「本作りは時間とエネルギーをかけた割にはお金にならないのでこれ以上やりたくない。もっと他のことで成果を出したい」
とのことでした。
やる気のない人と組んでも良い本を生み出せる訳がありません。
目の前が真っ暗になったけれど、既に出版も決まっていたので投げ出す訳にも行かず、
私は泣きながら一人で完成させたという辛い思い出があります。
自分の中では、ワークをして癒したつもりだったけど、まだ傷ついていたのだなあと思いました。
でも、これも経験。
辛い思いを学びに変えて!
もうあんな孤独な思いをしなくてすむために、私はどうしたいのだろう。
自問自答した結果、大きな仕事をする時には、お互いの意思確認が大切。
それを学ぶために、あの苦い経験があったのだと思えました。
本当にこの本を一緒に書く気持ちがあるのか。
もし、難しいようだったら私に任せてもらえないだろうか。
私は勇気を出して、次のスカイプ会議の前にチャットワークに書いて提案してみました。
それは、自分を、そして相手を守るためのものでした。
翌日。
のり子さんから、
心配をかけたけど、この本を作りたいという気持ちはかなり強く、
今後は最優先で 進めて行くと決意しています。
という力強いメッセージとともに、原稿がどんどん送られてきました。
のり子さん、わかってくれた!
本当に頑張ってくれている。
私は大きな安心と嬉しさがこみ上げ、また頑張ろうと勇気がわいてきました。
勇気を持って相手に伝えるって、大切なことだなあと実感しました。
さあ、明日からのためのリフレッシュタイム!
お気にいりのご近所キッチン、フェアウェイで。
新しいメニューのハムとチーズの盛り合わせは最高!
お隣のゲイのカップルと楽しくおしゃべりしました。
ハルカの英語のレッスンのおかげで、とてもナチュラルに喋れているような気持ちがします。
いつでもフレッシュな気持ちで前に進めるように。
心を整えるのも大切なお仕事。