HANAMIZUKI芸術フェスティバルの動画サイトが完成しました。
和やかであたたかな演奏をどうぞお楽しみください。
このフェスティバルでは、いろいろな分野の音楽家が審査し、
審査員が1番感動した演奏に大賞が贈られます。
それは、上手な演奏とは限りません。
皆の心を動かした演奏です。
不思議と審査員全員一致で決まるHANAMIZUKI大賞です。
そして、審査も審査室も和気あいあいとしていて、
皆さんがHANAMIZUKIを愛しているのを感じます。
実は、かつて1度だけでしたが、審査室で私の書いた点数を消しゴムで消して書き直した主宰者がいました。
裏に何があったか知りませんが、とても驚き不愉快でした。
そのコンクールの審査は辞退いたしましたが、
このようなことは、あってはならないはずです。
なので、どこまでも透明で公正明大、
他の先生の点数を気にすることなく、100%自己責任で審査できるHANAMIZUKI芸術フェスティバルの審査は、
本当に楽しく気持ちの良いひと時なのです。
さて、HANAMIZUKI芸術協会のもう1本の柱である
100%褒めてもらって勇気りんりんになる「小さなタネとつぼみコンクール」も大好評!
お教室の発表会に、審査の先生が来てくださるんですよ〜!
そして、HANAMIZUKI芸術フェスティバルの入賞者を
ゲスト演奏者としてご招待することもできるんです。
素敵でしょう?
コンクールでは、審査の先生に、先生や自分自身も知らなかった「ステキなところ」「良いところ」をいっぱい見つけてもらって、
みんなの前で讃えてもらったり、審査用紙に書いてもらうこともできます。
そのために、審査の先生は「良いところを聴く力」「良いところを伝える力」のトレーニングをしっかり積まれています。
なので、ただ褒めるのとは訳が違う。
奥がとっても深いのです。
このコンクールを受けた生徒さんたちは、ぐんぐん力を発揮して、周囲も驚くほど上達していくそうです。
そうですよね・・・
だって、ダメなところ、弾けないところは、さんざん先生に注意されているし、自分でもわかっている。
本番は、努力して上手に弾けて当たり前の世界ですもの。
ゴール達成のための厳しい鍛錬は、もちろん大切だけれど、
その結果、
自己価値が落ちて、自信をなくしてしまった生徒さん達を
私は沢山見て来ました。
トップレベルの腕を持つのに、
下手だと思っている。
拒食症,過食症,引きこもりになってしまったコンクール上位入賞者、
心の傷ついた子どもたちが沢山います。
でも、そんな子どもたちも、このコンクールを受けて、また見事に弾く力を取り戻してくれたという
嬉しい報告もあります。
また、初めての発表会。
ママも子どももどきどきですよね。
我が子が審査員の先生に認められ、
ママもパパも心が満たされて、
我が子を愛おしいと思える。
さっき弾き終わったばかりだというのに、
もう1回弾きたいな!と目を輝かせている生徒さん、
来年が楽しみでならない親子さんが会場に満ちあふれ、
幸せの連鎖は広がります。
帰り道の足取りの軽いこと!
マザーズコーチの体験講座でもお話しているのですが、
アメリカは72%
イギリス70%
フランス65%
だそうです。
それにひきかえ、日本はぐっと低くて35%なんです。
その背景には、日本では子どもの良いところではなく、失敗に目がいきやすかったり、
自分の子どもをつい低く見てしまう文化があるからかもしれません。
なので私たちは、
もっともっと
自分は愛されている
自分は認められている
自分の演奏は素敵なんだ
って思える人たちを日本中に増やしたく、
活動をすすめてきました。
代表の松波知子先生は、
このコンクールを大きくしたり、
コンクールビジネスで儲けることは望まず、
ご縁の会った方達と、その心を大切に育てていきたいとおっしゃっています。
ですから、スタッフの皆さん,生徒さんを出してくださった先生方、生徒さん、親御さん、会場のお客様、
皆さんがとっても良い雰囲気なんですよね。
なんとなく品の良さが伝わってきて、それも好きです💓
海外に住んでいるため、なかなかお手伝いができませんが、
一生関わって行きたいコンクールを産み出し、育てることができてよかった。
今日は、皆さんにご紹介できて心からうれしく思います。