20代の頃、江戸懐石近茶流を習いに行っていました。
生きている穴子に目打ちをして、さばけるほどにまでなったけれど、
香港に転勤になって、
張り切って作っても、
全くと言ってもいいほど、美味しくなーい!
食材や調味料が微妙に違った・・・
ということもありますが、
同じように作れば作るほど、美味しくなかったからなんです。
次第に、作らずになっていきました。
先生も海外で作ることを想定していなかったのか、
さじ加減ひとつでも厳密で、
自分で確かめて加減するのは、
タブーだったんです。
すっかり遠ざかっていた日本料理。
自己流の主婦レベルになってしまっていたけれど、
夫まろっちがお茶をすることもあって、
30年ぶりに復活しました。
出会った先生は「温石会」を主宰され、日本酒・焼酎ナビゲーターの入江亮子先生です。
季節にあったシンプルな素材を活かすには、
すべて決まりがあり、タイミング勝負!
先生に嘆かれ、
怒られつつ、
引き上げていただく楽しさよ。
2月の献立は、
蟹の擦り流し、
八寸として、黒豆と青大豆のひたし・鰯煮・梅花人参・ふきのとう田楽・菜花の海苔山椒和え・
菜飯
鶏の黒酢煮 焼き野菜添え
そして、熱々の酒饅頭
こんなに美味しいものが自分で作れるなんて、
本当に嬉しい!
そして、生徒に力がつくと信じて、
ビシバシ鍛えてくださる入江先生にも感謝!
ただレシピに忠実なだけじゃなく、
手抜きした指導では、
その場では楽しくても、
何の役にも立ちませんからね!
嫌われてもいい。
タイミングを逃さず、
気がついたことをすべて伝える。
正統派の指導。
4月からスタートする「りえずむ塾」も
その精神でいきます。
本気で人生を変えて行きたい方とのご縁を願っています。
と言う訳で、
みなさん、りえずむ塾のめるまがを取ってくださっていますか?
クラスの最新情報は、すべてめるまがから発信しています。
水曜日と土曜日のお昼にお手元に届きます。
きっと,読むだけでも気持ちよくお過ごしいただけるんじゃないかな〜