アパートのクリスマスツリーの前で
本日、嬉しいニュースが届きました。
溝口あゆかさんのもとで、カウンセリングを学んできた私ですが、
このたび、ロンドンのHolistic Healing College のIntegrated Counselor Diplomaの試験に合格しました!
コーチとしての学びを深める中で、どうやって心の問題と向き合たらよいのか模索しているうちに出会ったのが、
溝口あゆかさんでした。
率直な生き方、ぶれない考え方、温かさのにじみ出るお顔を拝見して、この方なら!と思って、ロンドンで12日毎日行われるカウンセリングコースでは、2年連続して学びました。
1年目はクライアントさんのために学ぼうとする自分がいましたが、
2年目は、もっと自身にフォーカスしてじっくり学ぶことが出来ました。
あゆかさんは、コースに参加してもプロのカウンセラーを目指す方は3割程度。
じっくり2年ぐらいかけて、課題をこなしながら考えてくださいね・・とおっしゃっていました。
でも、私は、1回目を終了した時点で、2回目は自分のために受けたいと思っていましたし、
そして、2回目のコースが始まる前までに課題を提出して、覚悟を持って2回目のコースに臨もうと決めていました。
課題は、
○1年の自己ワーク
○カウンセリングを最低15時間以上受け、証明をもらうこと
○復習会に参加すること
○自分の課題に取り組むこと いかに思考、思い込み、おごりを外すか、思考を見張ること
○2つの論文の提出 ①自己を見張る前と後の気づき ②癒しとは、カウンセラーの役割について
○ケーススタディ 4人のクライアントさん3回分
すべてを提出して、ドキドキしながらお返事が来るのを待っていたのですが、今日、課題の査定と丁寧なフィ-ドバックが返ってきました。
それが、こちらです!
■エッセイ
「自己を見つめる前と後の気づきについて」
ネガティブな気持ちや思いを抑圧していたことが自分を縛っていたこと、他人のために奮闘していたことへの気づきは、とても大きなものだと思います。これに気がつくか、つかないかで、天地の差が出てくるでしょう。一番身近な自分が、一番見えないということを心と体で経験したことは、大きな宝であると思います。そして、今後もさらに落としていくものが見つかっていくかと思います。落としていくほど、制限のない自由を得て、理恵さんのなかにある光が輝きを増していくことでしょう。僭越ですが、今後の理恵さんがとても楽しみです。
「癒しとは、セラピストの役割について」
いくつか、とても良い表現がありました。癒しに関して、セラピストの役割に関して、その通り!とひざを打つ思いです。
★改良点
両方のエッセイに、思い込みや価値観を書き換える作業について書かれてあります。とても大事なことですが、これは思考の作業なので、感情にとことん寄り添う、エネルギーのクレンジングなどといった感情、感覚へのワークももう少ししてみると良いかもしれません。(すでにしていらっしゃったらごめんなさい。ただ、コース中のフォーカシングも感情よりも思いを語っていらっしゃいました。)
また、価値観が一切ない状態のイメージワークなどもお薦めします。(コースでやったべきがない自分をイメージする)
■ケーススタディ
こちらは、クライアントさんの守秘義務があるので書きませんが、一つ一つのセッションに対しての丁寧なフィ-ドバックと改良点が書かれていました。
全体的に、クライアントさんに批判なしに寄り添っているのがとても見て取れます。癒しに重点を置いてすすめていらっしゃるのもとても良いかと思います。また、マトリックスの使い方もとても良いです。改良点としては、どんなカウンセリングをなさったかが、ケーススタディから少し不明です。両親との関係で、クライアントさんが親に何を投影しているのか(つまり、どんな不安や飢えを抑圧しているのか)をもう少しクライアントさんが分かる形で見せてあげると、ご本人たちのなかの解放が進むかもしれません。
理恵さんのクライアントさんへの暖かい気持ち、寄り添う心が感じられ、査定している私の心を暖めてくれました。チップをぜひ参考にして頂き、合格とさせていただきたいと思います。
はい!ありがとうございます。
勇気を出してチャレンジして良かった。
天国の片山コーチ、見守ってくださってありがとうございました。
これからも胸を張って、活き活きと精進していきたいと思います。
ご協力いただきましたクライアントの皆さま、本当にありがとうございました。