北鎌倉のあじさい寺、明月院が開門となりました。
今日は肌寒い雨。
紫陽花見物の人の姿もほとんどなく
とても静かでしっとりしていました。
長いおやすみの間も
丁寧に手入れされていて、
この日も植木屋さんが紫陽花の枝ぶりを見ながら選定していました。
まだ淡緑のちいさな紫陽花が
楚々として美しかったので
ぜひ、ご一緒にお楽しみくださいませ。
小道を進んでいきますと・‥・?
私を見て〜〜とばかりに、可愛い声が聞こえて来ます。
そして、この道の奥に
実は私が毎年楽しみにしている
菖蒲園があるのです。
紫陽花よりも少し早く満開になるので、
きっと今がちょうど見頃のはず・・
さあ、入ってみましょうか?
コロナで閉門している間、
誰にも見られずに、こんなに咲いて待っていてくれたのね・・・
お庭のお手入れも、雨の中ありがとうございます。
雨に濡れた花は大きくて、重たそう・・
紫は日本の色。
なんて格調高いのでしょう。
きれいに咲いて、待っていてくれた。そのキリリとした姿に涙が出そうになります。
でも、ゆっくりと見とれていたら、鎌倉特有の巨大な蚊に刺されちゃう。
こちらに来る時は、長袖長ズボンでお越しくださいね。
可愛い赤と青のお地蔵様にもご挨拶しました。
この菖蒲園には、別料金で500円かかりますが
ぜひ、お越しくださいね。
池の上に妙なものを発見!
これは、モリアオガエルの卵かしら・・
私も毎年、花の咲く時期にあわせてに3回訪れます。
まだまだ淡緑と白、ほんのり先っぽだけ青く染まる初々しい初旬。
そして、みごとな青の世界となる中旬は、6月半ば頃。
6月も終盤を迎えると、紫陽花の花は、赤ん坊の頭ほどにも大きくなって、
色とりどり!
まるで夢の世界に迷い込んだようです。
でも祭りの後の寂しさ。
最後には、
紫陽花の木を保護するため、花の頭を落としてしまうのだそうです。
紫陽花供養にカットした紫陽花、欲しいなぁ・・と思うのは私だけでしょうか。