今日は風が強かったですね・・・
そんな中、葉山の先の秋谷に季節のお稽古に行ってきました。
月に一回の日本の行事、歳時記について教えていただいて、
行事にちなんだ飾りも作ります。
先月は、ひな祭りだったので、
苔を植えて小さな箱庭を作りました。
そのときにいただいた可愛いひなあられと、
先生お手製の椿のジャムの美味しさったら・・
とっても新鮮!
先生のセンスの良さに、言葉が出ないほどでした。
今日は、何を作るのかしら・・・ワクワクしながらバスに乗り込みます。
意味は荒れ模様。
でも砂浜には春の花が揺れています。
今日は、
桜の話、
4月8日のお釈迦様のお誕生ににちなんだ花まつりの謂れ、
歴史や古くからの習わしなどを学びました。
今日の生徒さんは、私を入れて3名。
ゆっくりと贅沢な空間で、小さな仏像を土で作るのです。
京都の赤土、秋谷の土など、何種類かの土を用意してくださっていました。
ほら、見て!
焼きあがると、こんな風に色が違うんです。
土をこねこね、
へらや竹串を使って、仏像の形にしていきます。
外で荒れていた風の音も聞こえなくなるくらい、
集中する時間。
この非日常な静かな空間での集中こそが、
いつもクライアントさん相手に話を聞いている私にとって、
大切なリフレッシュ。
どう?
できたよ〜
経木の上にお花を飾って完成です。
初めて作ったにしては、上手でしょう?
可愛いなぁーと自己満足。
一つはハルカを思って作りました。
この仏像は、先生が焼いてくださって、
1ヶ月後に手元にやって来ます。
たのしみだなぁ〜〜
お稽古の後のお楽しみ。
今日のお茶は、甘茶でした。
初めて飲んだけど、甘茶ってその名の通り、
まるでお砂糖を入れたかのよう・・・
びっくりするくらいの甘さです。。
これがお茶の葉だけの自然な甘みと聞いて、二度びっくりです!
よもぎ餅は先生自ら
お庭のよもぎを蒸して作ってくださったというお餅でした。
形も可愛く、シンプルで優しいお味が甘茶によく合いました。
素敵なお皿は、韓国の古い瓦ですって。
私は、何かを学ぶときは、いつも一流の先生を探します。
コーチを選ぶときも然り。
そして帰国して習い始めた懐石料理もそうです。
私にとっては、
『どこで(どの学校で)学ぶか』よりも、
『どの先生から学ぶか』を大切にしています。
ブランドや先生の経歴で決めるのではなく、
先生の知識や技術、お人柄に接して、
ここで学んだら自分は成長できるだろうか、
楽しく集中して学べるだろうかといった感覚で決めています。
今までの経験からすると、
一流のコーチや先生ほど地味ですね。
ひっそりと地道にご指導されていて、
悪い噂は聞きません。
また、お稽古のお月謝のお値段も、
そうびっくりするほどお高くないし、
何かを売りつけたり、
プッシュすることもありません。
品が良いなぁと思います。
毎回、この方の元で学べる幸せを感じることができる。
そんなありがたい存在に、
私もなりたいと願っています。