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ギフト

ギフト

 

昨日、買い物から帰ってきてfbに書いたエピソードです。

ブログにも残して、心に留めておきましょう。

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スーパーマーケットでレジの担当は、ビッグなブラックのお姉さんでした。

私が買ったクロワッサンの袋を覗いて、

「アーモンド・クロワッサン?ああ・・・・おいしいのよね〜。まだ、あるかしら・・」

両手を合わせて拝むお姉さん。

次に、私の赤いショッピング・カートを見て、

「それ、使いやすいわよね〜」

頬杖ついて、お尻フリフリするお姉さん。

表情豊かで、人懐っこくて、なんだかとっても可愛いのです。

・・・・・

その後、私も買ったアーモンドクロワッサンとコーヒーをを食べてみました。

本当においしい!

思わずもう1度買いに行って、お姉さんのところへ戻りました。

・・・・・

「これ、あなたへ。ニューイヤーのプレゼントよ!」

袋をのぞいて、心臓が止まる仕草をした後、ガッツポーズするお姉さん。
バンザイしながら、クルクル回ります。

その姿を見て、「なんだ、なんだ」と周りのレジ打ちの女の子やガードマンが集まってきて・・・

「よかったね~、よかったね~」って、みんなで喜んでくれました。

たった2ドルのプレゼントなのですが、もらってもらえて嬉しかった。

すごくハッピーになりました。

同じことを日本でするのは難しい。

ギフトを送る時もいただく時も、余計なことを考え過ぎてしまうのです。

ギフトをさらりと受け取れるのって、本当に素敵!

人としての器の大きさを感じました。

私も見習います!

 

〜〜〜

海外に住んでいると新鮮な驚きがいっぱい。

日本の様に半返しという習慣もないし、

空いた器に何か入れてお返しする・・ということもない。

でも、喜びの表現がとても自然でさりげないのです。

形で返すというよりも、言葉かな?

カードはよくいただきますね。

若い子でも、家に泊まったりしたら、お礼のカードやメッセージを送ってくれます。

すぐにお返しするのではなく、中国のように、数年後に返す・・・という国もあるようです。

そんな場合、あんなによくしてあげたのに忘れちゃうんだ〜とがっかりしたり、

困った時だけ来るのね。なんて、プンプンした方がおバカさんです。

ギフトは差し上げる時もいただく時も、その時、その一瞬を味わって心から楽しんで喜ぼう!と思います。

くださった方の気持ちを大切に出来る人になりたいです〜〜!!!