Riezm Academy

市村さん

昨日は、念願のおすし屋さんへ行く事ができました。

ハルカが大学のお友達のバースデーパーティに呼ばれて、フィランドへ行っている間に夫婦でお食事しようと、

張り切った夫が見つけたそのお店は、予約の取れない店でした。

でも、直前にキャンセルが出て、夜の9時からの予約が取れたのです。

それは、フレンチレストランBouleyが出している和食の店、ブラッシュストロークにある小さなカウンターだけのおすし屋さん。

Ichimura at Brushstroke

入り口のところにひっそりと暖簾がかけられており、ちょっと人目にはつきません。

市村さん

でも、ひとたび中に入ると別世界が待っていました。

たった8席だけ、8人だけが市村さんの握るお寿司を堪能できるのです。

市村さん    NYタイムスの記事より

静かで穏やかで、まるでお茶のお手前のような研ぎ澄まされた技。

丁寧に作られた肴と、

お刺身の数々、

暖かい茶碗蒸し、

そして、小さめに品よく握られたお寿司。

 

日本人は私たちだけでした。

 

市村さんによると、お客様の90%は外国の方だそうで、

お好みや宗教上の決まりなどに合わせて、お出しするものを加減しているそうです

 

たった一人でご準備されるのは、大変でしょう?

と伺ったら、

 

ここでの作業は3割ぐらい。

準備に7割かけています。

好きじゃなければ、できないですね〜。もう年だから・・・

 

とおっしゃいます。

 

そうだろうな・・・

お料理好きの私には、どれほど手をかけ吟味しているか、わかるような気がします。

 

丁寧に心をこめて作られた物をいただいた後は、体の底から元気が出るのを感じます。

一期一会。

ありがたかったです。

外に出たら、月が美しかった。

市村さん

また、特別な日に・・・

今度は2ヶ月ぐらい前から予約しなくっちゃ!