感動のカーネギーコンサート

NYで多くの刺激を受け帰って来ました。
まず、友人のピアニスト飯田さゆりさんのリサイタル。
大人の魅力たっぷりです。力強く大きなくっきりとした枠組みの中に思いがけないところからラインが現れる演奏にはいつも驚かされます。これは、さゆりさんにしか出せない個性です。
そして、NYの友人たちとの楽しいお喋りを終えて、いよいよ6月5日は、カーネギーでのコンサートです。

今回は新しく出来た大きなホールでほぼ満員のお客様を迎えてのコンサートでした。
まず6歳の角野未来ちゃんの愛らしく自然な音楽性と素晴らしいテクニック、9歳の小林愛実ちゃんの全身を使った見事な演奏に驚くNYのお客様たち。
「いったい何歳からあの子達は弾いているんだ?」会場はどよめきます。
そして、NY出身19歳のヴィオラ奏者ディビットの非の打ち所のない演奏(なんと関本昌平君の伴奏譜は前日に渡されたそうです)、ノルゥエーの兄妹、23歳と19歳によるチェロとバイオリンのデュオ。
この2人のものすごい才能をもつ者同士の掛け合いはみんなの目を釘付けにします。
そして、関本昌平君19歳のショパンのソナタ2番と英雄ポロネーズは、前者を超える迫力で会場は嵐のような興奮の渦に巻き込まれます。
最後のブラームスのカルテットでは、若い才能がぶつかり合いまさに「ザ パッション オブ ミュージック」です。
主催者のイレーヌロスマン先生のセンスの良さに感心してしまいます。会場は観客全員が立ち上がり何時までも拍手は鳴り止みませんでした。

今回、私はお手伝いできなかったけれど、日本サイドのスタッフの笹山順子先生、二宮先生、角野先生、みんなで胸を熱くする感動のコンサートでした。
是非、日本でも同じコンサートを企画し、感動を分かち合えたらと思いました。