あこがれのいなわら亭に行ってきました。
お料理を作るこみーちゃんは、ごはんヒーラーです。
彼女の作るお料理は、美味しいのはもちろんだけど、まるでアートのような美しさ。
きれいなサラダや、
ふんわり優しいスープ。
その他にもたくさんの野菜中心のお料理が並びました。
ちょうど、智恵子さんのお誕生日。
お庭にさいたお花を贈る千子ちゃん。
私たちからは、羽衣パンツのプレゼント!
はいていることを忘れてしまうほどのはき心地抜群のパンツだそうです。
私も2枚ほど、譲っていただきました。
夢のようなかわいいお家で、キッチンにおこもりしてせっせとお料理を作るこみーちゃんと、
私たちの話し相手をしてくれて、さりげなくお料理を移し替えるめぐちゃんたちのおもてなしは、
まるで童話の世界。
私まで、物語の登場人物になったようでした。
心のこもったお料理を提供する『いなわら亭』は、なんとお食事の御代をいただかず、
そのかわり、自分たちの飲むお酒などの飲み物は持ってきてね!というシステム。
恩送りというのだそうです。
お料理好きの私は、今日のお料理にどれほど手間と愛情を込めたかがわかるので、
ありがたくて泣きそうになりました。
式部会でも、講師の先生方からは会場費をいただかず、参加費の全額を講師の先生に受け取っていただいています。
私は部屋を掃除して、お茶のご用意をしたり、ブログに記事をあげたり、写真を撮ったりのお手伝いをさせていただいていますが、
毎回、多くの方との出会いと学びで、有り余るほどのご縁と福をいただいています。
実は今、私とHANAMIZUKI芸術フェスティバルの知子先生が作ろうとしている未来の音楽会のコンセプトも「いなわら亭」とちょっと似ているかも。
それは、お金を払って行くコンサートではなく、
行ったら逆にお金がもらえるコンサート。
感性を磨くことはとても良いことなので、コンサートに行くと寸志がもらえるんです!
ね!いいでしょう?
これで、関係者もチケットを売りさばくことで頭を悩ませたり、
お客様も義理で行くことがなくなります。
演奏家、主宰者、お客様、みんながハッピーになれないかしら。
もう、儲けるとか儲かるとか、そういう時代じゃないと思うのです。
そんな変なことを考えるのは、私たちだけかと思っていたので、
今日はびっくりしました。
本当に、変だよね。
私たち。
真逆の法則で生きてます。