やった〜!!!
ついに、ピアノの先生のクライアントさんが、ヤマハのグレードの3級の合格切符を手にしました。
ヤマハグレードの3級と言えば、音楽の指導者や専門家が、その実力を試されるプロフェッショナル度の高い試験で、なかなか合格できないことことで知られています。
試験内容は、
課題曲1曲、自由曲4曲、自作曲1曲の計6曲
即興演奏(変奏・モチーフ)
初見演奏
です。
私自身、大学生の時に先生の薦めで受験しましたが、本当に厳しく、難しい試験で苦労したことを覚えています。
学生のように時間たっぷりの中受験するのと違い、私のクライアントさんは、沢山の生徒さんを抱えるピアノの先生。
そして、1歳半のお子さんのママさんでもあるのです。
「どうしても3級に合格したい」という強い強い気持ちは、待望の妊娠→つわり→出産→初めての子育てという
ハードな毎日の中でも消えることはなく、常に燃え続けました。
時には、頑張りすぎてダウンしたり、頼りにしていたお子さんの預け先を変更しなければならなかったり、
苦労を乗り越えながら、彼女は目指す山に向かって諦めることなくチャレンジし続けました。
コーチとしての私の仕事は、セッションで彼女の話を良く聞き、ストレスを緩和することと、時間の使い方と効率を考えることで確実な合格へと導くことでした。
タイムマネジメント・・・
彼女は、今までの方法を何度か変えて修正し、毎朝5時に起きて家事を終え、練習をスタートする方法を定着させた頑張り屋さんでもあります。
何と私とのセッションの時間は、落ち着いて考えられる朝5時半からです!
本当によくやりました。
コーチとして、共に戦い、共に喜びを分かち合い、
そして、まさにゴールを切る瞬間の目撃者となることが出来て、幸せです。
「ありがとう」を100万回叫びたいです。
そして、合格の声を聞く前(昨夜)のセッションでは、試験を終え、結果はともかく、次のゴールにつなげるための新たな地図を一緒に描いて楽しみました。
その翌日にこんな嬉しいニュースがやってくるとは!
さあ、祝杯をあげて一休みしたら、
次のゴールに向かって出発するとしますか・・・