再訪、鴨宮の「とろろ屋」さん。
なんとここでは、ご主人とお孫さんが、山で掘ったおいもで作る絶品ふわふわのとろろ汁と
やはり山で採ってきた山菜の天ぷら、孟宗竹の炭火焼き、手作りの薬用酒などをいただける
すごい店なのです!
前回は、お芋の季節を外してしまったので、(それでも鮎をおいしくいただきました)
今回は、まさに今!季節にやってきました。
それも、鎌倉で釣りたての魚を食べさせてくれる鉄平ちゃんの店に行った時、
「今度また、とろろ屋さんに行くんですよ・・・今、行っておいたほうがいいんじゃないかな」と言っていたことを
私、聞き逃しませんでした。
あの食いしん坊の鉄平ちゃんが、絶賛するとろろ汁と山菜の天ぷら、
しかも1年のこの季節だけ。
しかも!鉄平ちゃんのシェフ仲間も、鴨宮まで駆けつける。
何がなんでも、行かなくっちゃ〜〜〜
それで今日も、仕事を張り切って終わらせて、気持ちよく東海道線に乗り込みました。
住宅街をテクテク5分。
ああ、懐かしい、この佇まい。
庶民的な中にも、小さなお店の中に入ると家庭的な暖かさがあります。
今日は、薬膳酒で行こう!
マロさんの提案で、数ある薬膳酒の中から、効能を見つつ選びます。
ああ、美味しい〜〜
身体中がうなりをあげて元気になります。
山びわ、黒文字、ドクダミ、後なんだったかな〜 いろいろいただきましたが、どれもおいしくって!
美容にも良さそうです。
その証拠に、帰りはお顔がピカピカに!
最近、毎日筍を食べている我が家ですが、
今日は、七輪で小さな筍を炭火焼き。
しかも孟宗竹を木の芽味噌でいただくのは、初めて〜〜
はふっはふっ・・・皮までいただけちゃうんですよ〜
甘くてびっくり。
こちらは山菜の天ぷら。揚げたてを焼き塩でいただきます。
見たこともないような大きなタラの芽、あざみ、あとカラス山椒・・野生味たっぷり!
山の恵に感謝!
幸せすぎます。
そのほか、木の芽味噌でいただく薄塩の鮭や、100%山芋のお焼き、お芋蒸しなどなど・・
マロさんも小さなすり鉢を渡されてゴリゴリ。
でも、お孫さんの手には敵いません!
私たちのために、20分も軽やかに擦り続けてくれて、山芋がふわふわのホイップクリームのようになりました。
麦ご飯に合うんだな〜〜
ご主人もお孫さんも、優しくて感じがいい。
お二人とも自然と共存しつつ、大切なことを守って、真面目に楽しくお仕事されている。
お孫さんがご主人のことを大変尊敬し、ご主人も愛情持って育てている。
そんな姿にも感動するんだな〜
お二人は、新鮮なうちにお出しできるようにと、2、3日に1回山に入って山菜を採っくるそうです。
1.5mもある山芋を掘るだけでも大変なことです。
麦ごはんは、お客さんの顔を見てから炊いてくれます。
なんと、おかわり自由でマロさんは5杯もいただきました。
そんな手間をかけたお料理。
ありがたくって手を合わせたくなる私たちなのでした。
ハァ〜寿命が伸びた!