Riezm Academy

イメージを持つということ

「もしもウサギにコーチがいたら」の著者であり、第一線で活躍されている伊藤守さんのセミナーに行ってきました。印象的な言葉は、クライアントに具体的なイメージを持たせることが出来た時こそ、良い結果が出せるということです。
例として、プロゴルファーのお話をしてくださいました。
よくゴルファーは、ボールを打つ前に時間をたっぷりとっていますが、あの時間はボールの飛ぶ方向、キレ、伸び、フォームなどのイメージを作っている大切な時間なのだそうです。
時々仕切りなおしているのは、イメージがうまく作れなかった時。最初から作り直します。

さて、ピアノを弾く前、私たちは何を考えているのでしょう。
私の場合、無心もしくは、気合を入れる。テンポに注意しようとか先生の注意をもう1度思い出すなど。何も考えずに弾き出す事もしばしばあります。
もし、ここで、曲のイメージを作ってから弾いたら、演奏も変わってくるのではないでしょうか?
きっと、プロのピアニストはやっているのかもしれません。
でも、私たちも取り入れてみたらなんだか演奏が生き生きと楽しくなりそうですね。
皆さんは、演奏前に何を考えますか?