クリスマスは、ハルカのボーイフレンドのふるさとエルパソのお宅におよばれして、TEXMEXのパーティを楽しんできました。
ニュヨークからダラスを経由し到着したエルパソは、メキシコとの国境近く、またアリゾナにもほど近い、
美しい自然衣囲まれたゆったりした街でした。
ジュリアンが連れて行ってくれた地元のバーは、クリスマスイブということもあって、大にぎわい!
美味しいタコスを頬張って、マルガリータを飲んだら、もうご機嫌です!
バーには、綺麗にお化粧した派手な女の人や、カーボーイハットに大きなバックルのついたベルトとジーンズで決めたメキシカンやアメリカンが、
楽しそう〜
まるで映画で見るような世界です。
ティファニーの大きなステンドグラスのある歴史あるホテルに泊まりましたが、3軒先にはこんなお店が!
ひなびたというか、黄昏感と古き良きゴージャス感が入り交じる不思議ワールドです。
夜はジュリアンのご実家のパーティへ。
大家族が集まって大きな食卓につき、みんなで手をつないでお祈りをしてから食べはじめます。
スペイン語と英語が入り交じり、そんな中でも皆さんと心が通じて嬉しかったです。
みんなで作ったお料理は心がほっとする美味しさ。
ターキーは、ジュリアンが3時間かけて焼いてくれたそうです。
グレービーソースは、ほんのりシナモン味でした。
1番年下の子が、プレゼントに書かれた名前を読み上げます。
私たちにまで素敵なプレゼントをたくさんいただきました。
食後は近所をお散歩。
大きな満月が美しかったです。
翌日は、ジュリアンが車で街を案内してくれました。
楽しい朝ご飯。
なんと流しのおじさんが来て、歌を歌ってくれるんですよ〜
音程のはずれたその歌声さえも、なんだか楽しくって!
ロープウエイに乗って山頂から景色を見ようと乗り場まで行ったのですが、
電気が来ていなくって乗れません。
そんなの、ありえないよ〜〜〜!
なんだか、それも楽しくって。
でも、ジュリアンが他のルートをたどって景色を見に連れて行ってくれました。
笑っちゃうほど松ぼっくりがついた松の木。
1000個はついていると思う!
ここからジュリアンの通った高校や中学校、
ジュリアンのお母さんシェリルが20年間教えていた大学、
ジュリアンの育った家、
友だちの家、
色々と案内してくれた優しいジュリアンです。
そして、私が行きたがっていたサンタフェに似ているというニューメキシコの小さな街にも連れて行ってくれました。
ぽこぽこ白い綿の実の畑や
ナッツの畑、
ワイン畑、
砂漠を通過して2時間。
可愛い街に到着!
そうそう、こんなイメージです。
小さな街はクリスマスということもあって、どこもお店は閉まっていました。
運転してくれたジュリアンに、せめてコーヒーでも飲める場所はないかしら?
ウロウロして、小さな人声を頼りにドアをあけたら、
またしても、ここは別世界!
シャンパンのコルクであいた穴のある絵や
弾丸の跡のあるカーテン
濃い感じのおばさん。ジュリアンを捕まえて離しません。
あら?どうしたのかしら。妙に濃くなってしまったまろっち。
砂漠の真ん中のちっちゃな街にこんなにゴージャスなレストランがあるなんて!
びっくり!
ジュリアンとご家族におもてなしいただいた素晴らしい2泊3日の旅。
メキシコとテキサスの歴史、それにまつわる家族の歴史を
大切にしているのを目の当たりにして、
私もハルカにもっともっと伝えなくっちゃと思いつつ帰途につきました。