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ガチンコ勝負2本目 みねさん

ガチンコ勝負2本目 みねさん
 

◆◇この2週間での新しいアクション: アウトプット
・企業説明会にて就職活動生に話
・内定者の飲み会
・幹事としてOB会を開催
・大学教授とのアポ取り中

この2週間のテーマは「とにかくアウトプットしてみる」ことでした。沢山の人と会って、「今までやってきたこと」、「今考えていること」、「将来やりたいこと」、など自分の考えをアウトプットしてみました。同じことを話しても相手の反応は全く違っていて、大学生の間で受け入れられた話が先輩にはそんなに甘くはないと否定されたり、同じ大学生の視点でも考え方の前提の違いによって印象が違いました。こうしたアウトプットを通して、
・アウトプットすることで自分の考えを整理できた
・様々な視点からフィードバックをもらうことができた
・その人自身の話を聞くことができた
という3点が有意義でした。そして、
相手に対しては、自分のアウトプットが少しでも何らかのプラスの影響を与えていればいいな、と思っています。
こうしたやりとりの中で最も強く感じたことは、前回の気づき同様、
・「将来は不確実で事前にすべて準備することはできない」
ということと、
・「活躍している人は、変わらない自分の考え方の芯のようなものを持ちつつ、予想していなかった環境に応じて行動を柔軟に変えている」
ということでした。前回のフィードバックでもらったように、確かにインプットすることでどこか「安心」してしまっていたと思います。自分から、時にはリスクをとってアウトプットすることで、より大きな成長を得ることができるかもしれないな、と感じました。

■以下、それぞれ詳細
・企業説明会にて就職活動生に話
 企業説明会で内定者として話をする機会がありました。延べ200人くらいの就職活動生に対して、「なぜこの企業に決めたのか」、「将来について考えていること」を話し、個別に相談に乗りしました。改めて人前で自分の話をしてみると、考えが整理されて新たな発見もありました。例えば、就職活動の時は最終的なキャリアゴールや長期的な視野でやりたいことを考えていましたが、今はもっと日々の小さな仕事やプライベートの時間、一緒に働く人との関係から充実感や楽しさを感じたいと思うようになっています。加えて、真剣に自分のやりたいことや疑問を話す就職活動生から逆にいい刺激を得ました。

・内定者の飲み会
 ほぼ初対面の大学生と飲み会。自己紹介も早々に将来の夢や来年からやりたいことを語りたがるのは就職内定者に共通のようで(笑)、夜遅くまで議論しました。いろいろな経験をしてきた大学生であっても、就職先が決める時点でかなり考え方が似通った人が同じ企業に集まることを感じました。それ自体に良い面も悪い面もあると思いますが、自分はまだ自分の前提や価値観を固めずいたいと考えていて、その気持ちは周囲の人と比べて強いと感じました。これからも多様なバックグラウンドを持つ人との交流を欠かさないようにしたい、と感じました。

・OB会で社会人の先輩と話
 バイトのOB会の幹事として、50名ほどの社会人の方を集めました。様々な業界で働かれている方、起業された方、結婚された方、が集まり、会は大成功でした。OB会ということもあって、大学生の時の話になることが多かったのですが、大学生の時にしていたことが今の生活に直接活きているという先輩は少なかったように思いました。大学生の時にはそれまでの経験からある程度見通しを持って仕事を決めたが、実際に必要とされているのは別の能力、というお話を多く聞きました。

・大学の先生とアポ取り中
 友達のお知り合いで、自分の就職先関係のお仕事をされている大学の先生とお会いする機会を持てそうです。非常に顔の広い方でこれまでにない視点からお話をしたり、自分の話を聞いていただけそうです。

◆◇次の2週間への課題: 
・自分がどんな形のアウトプットをしたいか考える
・今後のアウトプットの計画を立てる
・インプットとアウトプットをつなげる

この2週間でとにかくアウトプットをしてみて、新たな学びを得ることが多かったです。誰かに自分の考えを話すこと、逆にその相手から考えを聞くこと、はこれからも意識して続けたいと思っています。ただ、自分が求める「周囲にいい影響を与える」ようなアウトプットはまだまだ。それが実現できるアウトプットとは何なのか?それはどのようにして実現されるのか?そして、そのアウトプットとインプットをつなげることができればさらにいいと考えています。


◆◇NYで感じたこと: NYの価値観と日本の価値観
・NYの多様な価値観、ビジネスでの直線的な価値観
 街には多くの価値観があふれているように感じました。マンハッタンでショッピングを楽しむ人々、ウォール街のビジネスパーソン、セントラルパークでスポーツをする人々、、、決して広くはないマンハッタン島の中だけでもそれぞれの人生を楽しむ自由で開放的な雰囲気がありました。「楽しむ」ということについては彼らのほうが上手なような気がしてしまいました。
その一方で、ビジネスパーソンが口にすることは統一されていたような気がします。「今の仕事で結果を出して評価されたい。」このような言葉を聞くことが多かったです。もちろんこの直線的な価値観がすべてだとは思いませんが、自分が、そして日本社会全体が見習うべきことだと思います。

・安心感のある日本
 日本に帰ってくると、安心感のある環境が待っていました。街中の景観や治安だけではなく、人々の生活や職業についてもいえることだと思います。しかし、その反面、日本人がその安心感にかまけているようにも思えてしまいました。特にキャリアについては「もっと上に行きたい」という向上心、ハングリー精神は相対的に低いように感じました。安心感を与える社会それ自体は素晴らしいものだと思いますが、その中でも自分はその安心感にかまけずに仕事もプライベートも100%以上の力を出して楽しみたい、そんなことを感じました。

 1週間の旅行、オフィス訪問だけではまだまだ表面的なことしか感じられていないはず。これからも自分の価値観を広げるような経験をしていきたいと思います。


みねさん

スゴイ、スゴイ。レポートを読んで鳥肌が立ちました。
積極的なアウトプットに出ましたね。 
文章が生き生きしています。
未来や初めてのことなど、不確実なことへへ対しての考え方も変化しました。
聞く耳を持ち、腹の据わった大物へと進化しています。

さて、と。
少し、掘り下げさせてください。

①自分のアウトプットが少しでも何らかのプラスの影響を与えていればいいなという点に関して。
プラスでもマイナスも、どっちも大事。
「みねは、そう思う」ってずぶとく主張し、で〜〜んと構えてください。
マイナスだからって、そう悪いもんじゃありません。
そこからのフィ‐ドバックから学べるし、少し見方をかえることも出来る。
みねさんは、リスクを恐れず進める人です。

②自分はまだ自分の前提や価値観を固めずいたいと考えていて、その気持ちは周囲の人と比べて強いと感じた点について。
面白い!と思いました。
もっと具体的に教えてください。
自分の前提や価値観を固めずにいたいという思いはどこから来るのか。
そのメリットやそうすることで将来どうなりたいのかをもっと聞きたいなあ〜

③非常に顔の広い方でこれまでにない視点からお話をしたり、自分の話を聞いていただけそうな大学の先生。
・その先生のどこに魅力を感じるのだろう?
・会いに行く目的は?何を取りに行くの?
・知りたいこと、得たい情報、聞きたいことは何?
等など、目的を具体的にすることで、意義ある面会になると思います。

④私の考えるインプットとアウトプットは、例えばこういうこと。
インプット→本を読む。セミナーに行って話を聞く。(情報を得る)
アウトプット→読んだ本やセミナーに行って感じたことを人に伝える。書きだす。(取り入れたものを咀嚼し、自分の言葉や考えに変換する)
今回のチャレンジで、みねさんは、インプットを見事にアウトプットしてつなげられていると思います。
次へのステップは、アウトプットしつつ目標に向けて行動すること。

3カ月後のゴールに向かって、行動をひとつひとつ積み重ねてみましょう。
ゴール設定は、あかねさんのように修正可能。
自分のペースに合わせて、ペースを速くすることも落とすこともできます。

お勧め本*谷口貴彦コーチの「ザ・コーチ」目標の達人ノ‐ト プレジデント社