メリルボーンシャンペンソサエティのコンサートは、Janne Mertanenのショパンの演奏でした。
おりしも11月23日は、ショパンがイングランドの地を去った日。そして、その11月後にはパリで若い命が燃え尽きてしまいます。
ロンドンの秋は長い冬に向けて、ますます深く重くなっていきます。ショパンは、どんな気持ちでこの地を去ったのでしょう・・・
この夜の彼の演奏は、主催者の意を汲み取ったショパンの小さめな曲の数々で構成されていました。
まるで当時のショパンの霊が乗り移ったかのような、哀しい、さびしさの中、一瞬のきらめきを放つ、心の裏側に届くような彼の演奏に、多くの御客様は、目をつぶって聞きいっていました。
そして、前半の演奏を終えて、全員にシャンパンが配られ談笑を楽しみます。
益々、リラックスして、後半の演奏を楽しんだ後は、すぐそばのアーチホテルから届けられた豪華なアペタイザーとシャンペンを!
当時のサロンでは、このようにして音楽を楽しんだんだろうなあ・・・と想像を膨らますことが楽しく、写真を取ることすら控えたくなりました。
なんとも、贅沢でしみじみとした夜を過ごした私です。
12月は、ウィ‐ンに行って、1番好きなピアニストのサカロフの演奏を聞き、オペラにも行きます。
残された時間が愛おしい今日この頃です。
ユーチューブの演奏はコチラ