今朝もセッションを終えて、今夜のカレーをバババと作ってから、私の癒し処、リンカーンセンターへ。
午前中ニューヨークフィルのオープンリハーサルはリラックス&感性を磨く2時間なのです。
オープンリハーサルでは、殆どの指揮者が通して演奏してくれるのですが、
今日の指揮者、Charles Dutoitは、部分演奏、パート演奏、さらにはゆっくり練習などもして、
いつもと違う雰囲気でした。
最初のラヴェルのスパニッシュラプソディーは、フランスの香りのするスペイン音楽。
なんともいえないテイストでした。
なんともいえない美味なテイストで、ふと思い出したのが、こちら。
おとといの式部会のクラスで作ってくださった、リンゴとリーク、そしてブルーチーズのキッシュ。
甘さと塩辛さ、そしてリンゴのサクサク感ととろけるチーズ・・・
NYに住む日本人のひでこさんだからこそ出せる繊細で大胆なお味なのです。
スパニッシュラプソディーも、フランス人であるラヴェルだからこそ出せるスペインの味なのかもしれませんね!
指揮者のCharles Dutoitは、ついつい器用に弾きこなすNYフィルのメンバーに、リズムの切れや、
細かい音の立ち上がりを何度も要求して、より明確なスペインらしさを出せるよう指示していました。
20分の休憩には、道路を渡ったカフェで、いつものラテを。
どうせ飲むなら、美味しいほうがいいものね!
帰り際には、マーケットで夜のサラダの材料を買います。
フレッシュハーブや、
きれいなお花のほかにも・・・!?
6人乗りのベビーカー発見。
中にはギヤーギャー泣いている子もいたりして、とっても可愛い〜
マンハッタンは、毎回楽しい事に遭遇するので、飽きる事がありません。
後半は、ポーランドの作曲家、クリストフ・ペンデレツキによる、コンチェルトグラッソ。
チェリストが3人もいるといろいろな事ができて、面白い!
いろいろ観察することもできて面白かったです。
セミナーでお話ししているコミュニケーションの4つのタイプや優位感覚も、
客観的に見ることが出来る時に復習するといいですね!
左の若い男の子は、たぶんサポーター。指揮者やオーケストラを良く見ながら、協調性を持って演奏します。
真ん中の女の子は、たぶん触感覚系のプロモーター。自分が弾かない時も体でリズムを取り、
ソロの時は天を仰ぎながら酔いしれて演奏・・・
右の男性は、たぶん言語感覚系でしょう。体や顔は殆ど動かさず、前を向いたまま演奏していました。
そんな3人が演奏する静かなシーンでは、深い森の中に立つ3本の木が、会話しているようでした。
そこへ忍び寄る霧を表現するのは、かすかなヴァイオリンの音色。
はじめて聴いた曲でしたが、すっかりのめり込んでしまいました。
このように、音楽会に行って楽しいと感じる事ができるのは、やはりサプライズがあるときですね!
みなさんも、ワインのお供に、こんなサプライズはいかが?
さあ、何が入っているのでしょう!?
ひでこコルトンさんの今旬クッキングの映像です。
http://www.fujisankei.com/video_library/cook/calabasa.php