病院や施設に送られる手作り人形のHappyDoll
友人を通じてご紹介いただいた寺尾のぞみさんが、女性実業家の会、5月例会で講演されると聞き、行ってきました。
のぞみさんは、大学卒業後、アメリカ大使館→フジテレビ→伊藤忠商事アメリカ社長秘書→モルガンスタンレーに移籍、エグゼプティブディレクターまで登りつめた女性。
2001年から、子供たちのためのサマーキャンプを日本で立ち上げ、今年から病気や障害を持った子供たちに手作り人形を送るHappyDollというプロジェクトをスタートされています。
この日は、ピアノが趣味というのぞみさんにプレゼントしようと、私と小原孝さんで作った「ピアノのために」の楽譜を持って行きました。
さて、この女性実業家の会ですが、まずはインパクトのある名前にちょっとビビりました。
のぞみさんの講演会がなかったら、きっと訪れるチャンスはなかったと思います。
会場に足を踏み入れたら、30代~70代くらいの活気あふれる女性オ―ラでいっぱい!
さすがに会社を経営されている、またこれからしよう!という方たちだけあって、パワフルな女性が会場いっぱいに詰め掛けていて、お弁当をガッつり召し上がっているのでビックリ!
そうか、みなさん職場から直行なんですよね。
講演がはじまるとピタッと鎮まります。
[今やるか?一生やらないか?NOW or NEVER?]
というタイトルで約2時間。
熱く爽やかに彼女の人生を隠すことなく語ってくださいました。
人生の成功街道を驀進し、50代になって大好きなこと、楽しいことが存分にできる彼女でも、実は迷ったり、悩んだり、ぐるぐると考えがめぐり暗闇を抜けだせなかったことがあったことを知りました。
そんな時、NOW or NEVERと問いかけ、ボタンを押すと決める瞬間が必ずやってきたそうです。
彼女が人生の悩みや迷いにに使った時の話をしだした時、会場の空気は濃くなりました。
どんな成功している女性実業家でも人間です。
誰にも言えない悩みはつきものだし、そこから抜け出そうとしてもがくこともあります。
ああ、ここに私を必要としている人がいるかもしれない・・・
私だったら、コーチとしてサポートできる。
と強く感じた瞬間でした。