ロンドンに戻ってきて、ペースが戻ってきました。
やっと落ち着いてMCC受験に向けての勉強が出来そうです。
既に環境は整えたし、MCCとPCCの違いも以前よりはわかってきました。
後は、自分のセッションをブラッシュアップさせて進化するのみ。
でも、それが本当に難しいです。
コーチは、ピアノの先生のように「どうやったら上手くなるか」を教えてくれないのです。
絶対、答えなんかくれないもんね!
「理恵さんさ、何が足りないのか明確になってたよね」
「うッ・・・」(すぐには出ない)
「あのさ。何でもいいから言語化してみて」 待っているコーチ
「・・・ゴールの明確化、クライアントと対等になる、深める質問、ラベル化、優位感覚を使って聴く。もう〜〜〜!沢山ありすぎッ!」
「それをどうするかがサ!?」 興味しんしんなコーチ
ハイ。その質問が頭に突き刺さっています。
1.まずは、整理する→国際コーチ連盟のコンピテンシーを毎日セッションの前に読む。目的は、理解を深めるため。
2.自分のセッションを録音して聞く→目的は、現状を知って、自分の癖や改善点をみつけるため。
これが、時間も取られるし、セッション終えて疲れた耳と頭には、かなりきついです。
でも、自分のセッションを聞かない限り、気付きは得られないとわかっています。
それに、疲れるような気合の入ったセッションをしているようでは、まだまだPCCレベルです。
3.コーチとのセッションを録音して聞く→目的は、MCCのコーチングを知るため。
セッションを受けている時には見えてこなかった、MCCレベルのスキルの高さや戦略が見えてきます。
これは、楽しい時間。うまいなあ〜、そうするのか!とひたすら感心しています。
4.今日のセッションで意識していくことを決める→意識することで確実な変化を目指します。
ちなみに昨日は、
声を低く、ゆっくり、テンションを下げる。
クライアントにもっともっと話してもらうことで、オートクラインを起こして行く。
自分でまとめようとしない。
を実践。
早速、録音を聞いて、どの位出来ているかを確認しました。
定着するまで続けて、ひとつずつ新たな課題を追加していきたいと思います。
一つずつ、過程を楽しんで成長していきたいと思うのです。
だから、聞きます。
「楽しんでる?わたし?」
・・たのしくない〜
今は、逆上がりの練習をした時のようなものかな?
上手くなりたい。
でも、できない。
痛いし、カッコ悪い。
楽しそうにくるくると回る友達が羨ましくて・・・
出来ない自分と格闘するのは、楽しくないッ。
でも、気持ちよく、くるっと回れる日を信じて。
夕暮れまで練習したあの時を思い出しています。
そして、出来た〜!!!という最初の感動も。
今は、自分で決めたゴールに向かって、ちょっと苦しい感じ。
客観的に自分を眺めて楽しんでいます。
「ほぅ。やっとる、やっとる」って。
そして、「MCCに向かっているんだと信じて、行動起こしているね」と優しい目で自分を見ています。