昨日の秋谷も荒れ模様のお天気。
海は鈍く光り、山は深い霧で覆われています。
そんな中、古民家での静かなしつらえのお稽古。
時空を超えた不思議な時間を過ごす、
私にとってはとても大切な日なのです。
そう、
日本の七夕について学び、お飾りを作りました。
まず、七夕の源流についての講義。
笹についてや梶の葉、七夕人形について。
昔の人が、どれほど自然と一体化していたかを知ります。
先生のお着物は、ざくろの柄で、とても素敵!
先生が選ばれた、
七夕にちなんだ和歌3首の中からひとつ選び、
心を鎮めて墨を擦ります。
里芋の朝露は、天の川から降りた雫・・・と言われ、
その露で願い事を書くと叶うと言われているそうです。
里芋の葉に落とした水のコロコロキラキラと美しいこと!
先生が植えた梶の木の葉に
書いた和歌は、
天の川 川の音清し 彦星の
秋漕ぐ船の 波のさわきか
葉っぱに和歌を書いて、水に浮かべるなんて、素敵でしょう?
続いて、作ったお飾りです。
紐を結んで、重ねた和紙に通し、梶の葉を通します。
「梶の葉」は天の川の船を漕ぐ「舵」から来ているそうで、
墨で文字を書いて浮かべても、
不思議と消えないのだそうです。
あら?
祭囃子の音が聞こえてきました。
明日秋谷神社のお祭りの前夜祭が始まっています。
そして、綺麗な和紙に経木を通した七夕人形作り。
パソコンや携帯は器用に打てても、
ねじったり、結んだりと
細かい指先の作業に苦労します。
お稽古最後の
いつものお楽しみ。
美味しい麦茶と先生手作りの七夕のお菓子。
小麦粉を練って揚げて、きな粉をまぶしたお菓子。
索餅(索餅)です。
お菓子をいただいたら、そそくさと・・・
神社に向かいます。
神様がお移りになったお神輿の前で、
お囃子の音が!
葉山にこんなにたくさん・・・?驚くほど、
元気な子供達が若いママさんたちに連れられて、
町内会の夜店もたくさん出て、大賑わい!
みんなで、お祭りを楽しんでいます。
いいですね!こういう風景。
日本の風習、大切にしたいです。
現代人の私たち。
七夕に願うように
私の木を書いてみるのも良いかも!
新たな発見ができるかもしれませんよ〜〜
8月3日の私の木を育てましょう×ポインツオブユー体験会、
親子でのご参加もお待ちしています。
ぜひ、この機会に、青木山荘に来てくださいね〜!