秋雨のが心に染み入るように静かに落ち着く時を過ごしました。
ピアノの友人とともに目黒の東京と庭園美術館へ足を運びました。
まずは、入り口近くにジャズの流れるおしゃれなカフェでランチ。
1000円のプレートで冷たいスープとクロックマダム・新鮮なサラダ、珈琲、デザートの満足ランチです。
店内もおしゃれで、まるでNYのカフェのよう・・・
「疲れたとき、ここでのんびりしたいですね。。。」うっとりと語るのはNY生活8年のミユキさんです。
「これから美術館と素敵なコンサートもあるのですから、これで満足してちゃダメダメ!」
と言いながら、庭園へと足を運びます。
ここは、モダンなアール・デコの朝香宮邸(昭和8年)を美術館にした建物です。
11月始めまで、植物画や花の写真などが展示されています。
繊細で日本独自の画法にすっかり魅せられてしまいました。
さて、コンサートは夕方4時から始められました。
この時間帯は、初めてでしたが、終わってからもゆっくり出来てなかなかいいな〜と感じました。
福間君のコンサートは、夏のリサイタル以来です。
背が高くて爽やかな好青年。フランスでの勉強を終えて、今はドイツで学び続けているそうです。
今回はヴァィオリンとのデュオ。
モーツアルト、ブラームスのソナタ。後半はペルトの神秘的な現代曲とエルガーのソナタといったすっきりしたプログラムです。
二人の演奏は、とても洗練され、知的な深い音楽性を感じさせる素敵なものでした。
「ああ、いい演奏聴いたな。。。」久々に帰り道まで余韻の残るコンサートでした。