さて、向かった先はトラファルガー広場にあるSt Martinという教会の地下のカフェ。
石の床にアーチ型のレンガ作りの天井。
天井に蝙蝠がぶら下がっていても可笑しくない古さは、歴史の重みを感じさせます。
でも、雰囲気はおしゃれなNYのミートマーケットのようです。
ジャズナイトがあるというのも頷けます。
そして嬉しいのは、カフェの料理が、目の前のキッチンで作られたボリュームタップリの熱々だということ。
今日のお勧め・・・リークのグラタン・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワーの蒸したものに小さめポテトが5つ。山盛りに盛られ、ホカホカ湯気を立てています。こんなに食べられるかしら。。。。
さてマリさんの教授のご紹介というシノさんは、おっとりとしたかわいらしい方でした。
ロンドン大学で日本の伝統文化である三味線と琴が歴史とともに人々の間でどのよ
うに浸透してきたかを研究し、博士論文を書いています。
大学で、中国語を専攻した彼女が、ロンドンで、しかも音楽の論文を!!!
優秀な人は、何でも出来るんだなと感心します。
しかも、自然体でいい感じ。
マリさんや私の為に惜しみなく情報を下さり、なんとも気持ちの良いかたです。
「今度の土曜日にオグラ邸でパーティがあるんだけれどいらっしゃいませんか?
フルートの演奏もあるし、私はヴィオラを弾くから。。。」
なんとシノさんは、ヴィオラも弾かれるのか!
ロンドン生活が始まったばかりで、次々に現われるレベルの高い日本人。
刺激満点です。
大皿に山盛りだったお料理もしっかり平らげ、石作りのカフェで体が冷え切るまで
お喋りを楽しんだ私達でした。