プロポリスと癌治療の第一人者、松野哲也博士に会いに行きました。
待ち合わせ場所は、アッパーイーストのノイエ・ギャラリーのカフェ。
今回は、注文したプロポリス6本を持って来てくださることになっています。
「初対面なので、目印に狐のお面を持って行きます」とのこと。
???
大先生なのに、面白そうな方だなあ〜と思っていたら、本当にユニークな方でした。
NYに来て、重症の花粉症を患い、せめて体質改善しようと模索していた時に出会ったのが、
「現代医療を超えて プロポリスと心と身体」という松野先生の著書と、
夫がお気に入りのマッサージサロンeaseに行った時、
社長のシズカさんから「青木さん、本当に体を大切にした方がいいですよ」と言われて、
手に入れてきた1本のプロポリスでした。
ふ〜〜〜ん。プロポリス?
10年ぐらい前だっけ?
流行ったよね〜
私もブラジル産のプリポリスを飲んだけど、なんとなく長続きしなかったなぁ。
横目で見ている私に夫は言います。
・・・このプロポリスは、すごく良質の特別なものらしいよ
「このサロンに来た、本当に必要な人に譲ってあげてください。でも、儲けてはいけません」って、この本の先生から言われているんだって・・・
だから、最高品質のものだけど、そういう訳でついている値段なんだそうだよ。
そう言われると、興味がむくむく湧いてきます。
なんとなく、ありがたい気持ちになります。
そこで、早速本を読んでみました。
この本ではプロポリスについては多くのページを割かれていません。
むしろ、「生命」「宇宙」「意識」というダイナミック、かつ、ロマンティックな切り口で、人間の本質に迫る、まるで哲学書のような医療書なのです。
思わず、この人に会ってみたい!と思いました。
メールを出して、今回のデ‐ト、面会が実現したわけです。
先生のプロフィ‐ルを検索すると、このように出てきます。
松野哲也(理学博士)
・ノエティック・サイエンス研究室主宰
・元コロンビア大学ガン研究センター教授
東京大学理学部生物化学科、同大学院博士過程を終了。ウイルス発ガン、ガン細胞のエネルギー代謝、抗ガン物質探求などの研究に従事。
国立予防衛生研究所ウイルス室長。1996年コロンビア大学・ガン研究センター教授として渡米され、自らの大腸癌をプロポリスで自然治癒。
実際にお話しを伺うと、先生の人生は、それはもう、波乱万丈!
びっくりすることの連続です。
そんな人生の中、築きあげた強い信条が、
「お金儲けが目的でこのプロポリスを人手に渡したくない」ということでした。
HPもなく、業者も通さず、ご紹介、お問い合わせをいただいた方にお分けしているそうです。
しかも、なんと!
プロポリスは、先生のご自宅の地下室で、手作りでコツコツとつくられているのだそうです。
ますます、ありがたみが増すではないですか。
「儲けなしでいいんですかッ?」
つい、エレガントなカフェだというのに、大声を出してしまった私でしたが、
「僕が欲しいのは結果です」とほほ笑む先生。
お〜〜〜〜すごい!
かっこいい!
思わず大きな鼻息でナプキンを飛ばしてしまう私でした。
もし、良質のプロポリスを捜している方がいらっしゃったら、このブログがご縁です。
ぜひ、先生の著書をお読みいただき、(文末に連絡先も書かれています)ご連絡を取ってみてください。
日本での購入可能だそうです。
「日本の今住んでいない家を改造して、保健所の許可をもらってネ。今は、娘が作ってくれているの。とは言っても一人では全部できないから、僕が帰国した時につくるけどね」
嬉しそうに、口をすぼめる先生。
そうかあ、それは良かったなあ〜
でも、どうしても確認したいことが・・・
「先生のお話しを伺っていると、先生って、飽きっぽいじゃないですか。大丈夫なんでしょうか。先生のプロポリス足りなくならないかしら・・」
「不思議なことに、プロポリスは飽きないねェ。 でも、わかんないなあ〜。そろそろ飽きるかも」
本当におちゃめな先生です。
コーヒーとケーキをご馳走になって、次回は私が先生にクレープをご馳走するお約束が決まりました。
自分の気持ちに正直に生きて、行動するって、気持ちいいなあ。
なんとなく愉快な気持ちになって、夕方のセントラルパークを横切って家路に向かいました。