クライアントさんとそのお友達と一緒に富士山のふもとに行ってきました。
目指すは、湧き水の美しい忍野八海。
メインの池は観光化されてしまって、20年前の素朴さはなくなってしまったけれど、
少し奥のほうへ歩いていくと、とても静かな里山が残されていてほっとしました。
大好物のほうとうを食べたら、バスで移動して紅富士の湯へ。
ぬるめの露天風呂には、かわいらしい林檎がたくさん浮いていていい香りがしました。
ペンションモーツアルトは、不思議な美しさでいっぱいです。
オーナーの西岡さんのお気に入りの品々。
お客様からのプレゼントも?
お気に入りの場所で居心地よさそうに息づいています。
ここに来ると心の安らぎを取り戻します。
西岡さんから聞く命の話、遺伝子の話、物理の話、宇宙の話、哲学の話。
ああ、私は宇宙の物体のひとつなんだな。
と感じ、心がふっと軽くなります。
いつも新しい気づきがもらえるこの場所は、渡り鳥のような私が帰ることのできる森の中の巣、なのかもしれません。
ぐっすりと眠った翌日は、河口湖のオルゴールの美術館に行きました。
ダイナミックなオルゴールに驚いたり、チェコから来た演奏家の弦楽四重奏を楽しんだり!
やはり自然の中で聴く音楽は違います。
その違いを感じることのできる心と耳を育ててくれた両親と先生に感謝しました。