さて、翌日はオルセー美術館に行ったり、シテ島のサント・シャペル教会に行ったり。
もうユーロスターも走っているし、チケットを持っている人優先とのことなので、夜9時の乗車までゆっくり過ごせます。
教会の素晴らしいステンドグラスを堪能した後、カフェで憧れのクロック・マダムとタルタルステーキを食べる二人。
さらに、デザートのタルトタタンを頬張っている時、
ふと、誰ともなく「一応、ユーロスターを確認しておいた方がいいよね〜」ということになりました。
HPをチェックしたら、あれ?
私たちの乗るはずの21時すぎのユーロスターがない。
最終が20時13分になっています。
むむむ。もしや・・・
即、ハルカが電話担当でロンドンのユーロスターに電話で聞いてくれました。(こんな時心強いです)
な、な、なんと!
今日は、間引き運転になっていて、朝早く来た人で全席埋まっているから、チケットを持っていてもあなた達の席はありませんとのこと。
席がないって・・
25日はユーロスターも止まってしまうし、明日仕事のある夫は乗り遅れるわけに行きません。
のんびりしている場合じゃないってことなのね!
慌てて二手に別れて行動開始です。
●夫は、最悪のことを考えてホテルを予約し直し、泊まっていたホテルに荷物とユーロスターのコンファレンスナンバーを取りに。
●私とハルカは、パリ北駅へ直行して状況把握します。
・ ・ ・
どうなるかとハラハラしましたが、20時13分パリ発ユーロスターに無事乗りこむことができました。
車内はガラガラにすいていました。
乗るはずだったお客さん達、一体どこに行ってしまったのでしょう?
何はともあれ、ロンドンに戻って来れて一件落着。
色々あったパリ旅行でしたが、最後に北駅前のビストロでは、夫の食べたがっていたブイヤベースも駆け込みセーフで食べることができたし、ハルカのクロック・マダムとタルトタタン、私のマカロンとブロンも食べることが出来て満足です。
本当に楽しい思い出でいっぱいの旅でした。
トラブルに巻き込まれても、やっぱりパリが好き!