夜は、急遽オペラハウスに駆けつけました。
出し物は「マノン」
ネトレプコが出るということで主人がチケットを取ってくれていたのですが、ナント!忘れていたのです。
それ急げ〜
でも、でも・・
私の頭の中では、三味線がジャンジャン鳴り響き、コブシが回っている〜〜〜!
それもそのはず。
新しいピアノのしらべの選曲のため、ここ数日、youtubeで民謡を聴きまくっているのです。
金沢明子、三橋美智也、森昌子、石川さゆり、ちあきなおみからバタやんまで。
情の込められた強烈な歌声が脳みそをかき回しているというのに、そこにオペラですかぁぁぁ。
ふむ。
とにかく頭を切り替えてオペラハウスに向かいました。
歌姫ネトルプコの声は、ビロードのように柔らかく優しく、自由自在に伸びて行きます。
大ぶりの牡丹の花が開花するような豊かなたっぷりした声でした。
相手役のグリゴーロは、前日見たムサシのお芝居の藤原竜也を思わせるような、メリハリのある歌声を若いエネルギー一杯に見せてくれました。
このサイトに素敵な二人が載っています。
きっと、きっと素晴らしいオペラなのでしょうけれど、民謡の前奏が頭のどこかに残っていて上手く酔いしれることが出来なかったのが残念。
でも、この秋9月にロイヤルオペラの日本公演があるようです。
マノンと椿姫
二人の歌姫の登場です!