クライアントさんの一人に、将来、子供たちのための学校を作りたいという夢に向かっている方がいます。
彼女の夢は、壮大で・・・
日本にひとつと、海外の恵まれない子供たちにも学校を作ってあげたいと!
アンテナを立てていたら、夫が素敵な情報をくれました。
ひとつは、若き指揮者・グスターボ・ドゥダメルが率いるシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラの存在です。
貧しい国の子供たちが、音楽教育を受けることで、非行に走らず、健全にチャレンジし、世界を驚かすような演奏をしてくれる・・
すばらしいモデルを知って、感動しました。
第1回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールに優勝したグスターボは、とても魅力的な若きリーダーです。
なんと12歳の時から指揮をして、18歳からこのオーケストラで振っていたそう。
クラウディオ・アバドやサイモン・ラトル等から評価され、一躍注目を浴びる存在となったようです。
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラは1999年に元強盗犯や殺人犯の子供も含む団員で組織されました。
音楽教育を通じての子どもたちの健全な成長を促すことを理念として活動を続けています。
コチラのHPでは、演奏の録画もあります。
you tubuでも楽しいコンサートのシーンがいっぱいです!
さあ!生き生きとした演奏をお楽しみください。
そして、コチラは、ジョン・ウッドの「マイクロソフトでは出会えなかった天職」ランダムハウス講談社です。
マイクロソフトのアジア担当開発重役だった彼は、休暇で訪れたネパールの教育事情を知り、ショックを受けます。
貧しい国の子供たちに教育を・・本を送ろう!
アイデアを現実にしていく彼。ついに、会社を辞めて全力投球。
彼の夢に賛同した人たちがどんどん手を差し伸べていく様は、見事です。
写真が載っているのですが、これがまた爽やかな笑顔の青年なんです♪
自分のやりたいことから逃げない。
そして、貢献できることをやり尽くすこと。
尊い精神を学ぶことのできる本です。
とても読みやすく、中学生以上の方にオススメです。