ニューヨークで活躍するピアニスト西川 悟平さんの「7本指のピアニスト』出版記念のパーティーに行って来ました。
パーティーでは、彼を支えた人たちからのメッセージやエピソードが披露され、
心暖まり、目頭熱くなるひとときでした。
なによりも、彼の応援団がすごい!
ご存知、ハッピードールのNOZOはじめ、私の知っている人ばかり!!!
そして、心の美しさを現すかのような、純粋で輝く瞳を持つ 悟平さんには、
女性ファンもいっぱいです!
会場も満席。
用意された著書も完売。
実は、私にもジストニアを患うピアニストのクライアントさんが2人いらっしゃいます。
演奏しようとすると、指が内側に曲がってしまうことへの不安と恐怖と戦う彼女たちへのセッションは、
主にメンタル面と時間の使い方や練習内容などのマネジメントのバックアップで進めてきました。
一時は左手しか使えなかったのですが少しずつ右手も入れられるようになり、
症状はまだ完璧ではないものの両手で人前で演奏できるまでになってきました。
本当に苦しく長い道のりでした。
私は、電話セッションで話を聴くだけでしたが、
昨夜は、実際にジストニアのピアニストの西川 悟平さんの演奏を目の当たりにして、
左手2本の指のみと多分まだ完璧ではない右手5本の7本を駆使して、音楽を作って行く姿に感銘を受けました。
彼の音楽は、「弾きたい・・・!」という気持ちと喜びにあふれています。
多分それが、多くの人を感動させるのだろうと思いました。
私のクライアントさんは、彼のようにダイナミックな音楽を作るだけの指の力が回復していません。
その分、どこまでも美しく、一音一音に感謝と祈りを捧げて弾いています。
どこまでも諦めないその姿と持って生まれた明るさは二人に共通しています。
彼女は、もうすぐある国際コンクールのピアノ部門決勝に出場します。
祈りの音が会場に届きますように・・・
どんなに大きなステージだろうと、彼女の中の最高の演奏をしてくれると私は信じています。
どんな時も、これからもずっと側にいて応援しているからね🎵