「金曜日の夜だし、今夜はお父さんの好きなブイヤベースを作ろう!」
エッ?!メンドクサイ・・
だって、魚も何種類か必要だし、魚のアラを使ってスープを煮出したりして、大変なのよ〜
と思ってしまった私でしたが、せっかくのチャンス。
ハルカにレシピを捜してもらいました。
そして、彼女が見つけてきたニューヨークタイムズのレシピ。
1904年のレシピをもっとおいしく改良したというレシピです。
これなら、家にあるもので創ることができます。
ハルカがPCにためこんでいるカッコいい音楽を聴きながら、キッチンに立つ私たち。
コトコトコト・・・キッチンが美味しそうな匂いでいっぱいになります。
オレンジとレモンの皮やジュースをたっぷり使った爽やかな夏の味・・・
他では味わったことのない、洗練された不思議なおいしさです。
インターナショナルフェアーのスペインブースで購入したとっておきのカヴァもあけて、豪華な夕餉になりました。
「ほォ〜。すごいねえ。レストランで食べたら30ポンドはするよ」
夫に褒められて、くすぐったそうな顔をするハルカでした。
さあ、次は何を作ろうかな?