ロンドンの冬は思ったより寒くはありません。
でも、石畳とテムズ川の冷気が流れてきて、妙に足元が寒い毎日を送っています。
昨日もそんな小雨の振る中、楽しいマーケットで評判のカムデンタウンに行ってきました。
原宿とアメ横を混ぜたような若者の喜びそうな街です。
かわいいオレンジジュース屋さんの写真です。
でも、寒いので、買う人はいません。。。
どんよりとした空からは、くら〜い雨が降り注ぎウキウキ気分もどんどん沈んでいきます。
そういえば、初めてロンドンに着いたとき、電車で座っている人を眺めながら
「なんで、イギリスの人って悲しい顔しているんだろう。。。」と思いました。
NYでのアメリカ人は、なんだか楽しそうにニコニコしている人が多いように感じました。
でも同じような顔なのにイギリス人は表情を見せません。
私たち日本人も「電車の中では疲れて眠っている」って言われます。
電車の中って、暖かいし、程よい揺れでリラックスできますよね!
眠っている私たちを見て、外国人はどのように思っているのでしょう。。。
10年前の香港は、街も電車内も人の話し声は大きく、ものすごく賑やかでした。
うるさいほどの盛り上がりで、公共の場なのに!って顔をしかめたくなる事もありました。
同じアジアでも韓国や中国の電車の中の人の表情はどんななんだろう。。。
国や土地での人の表情には、それに基づくバックグラウンドがあり、面白そうです。
そんな事を受け入れながら、視野が広がっていくんだな〜と感じます。
イギリス人がはハッピーに見えないのは、きっとお天気のせいなのかもしれないと今は思っています。
または、人それぞれに何かを深〜く考えているのかもしれません。
明るい春、すがすがしい夏が楽しみです。
私は、持ち前の明るさをキープしつつ、ここロンドンでは思慮深い大人の女を目指そう。。。と静かに思うのでした。