私は、3・11の日は、ウッシ―先生(牛島先生)の最後の研修で伊豆にいました。
お腹の底にガツンとくるような、これでもかとゆさぶりをかけられるハードな研修でした。
まさに、私の中にも大地震が起きていたのです。
あの日から、私は少しずつ正直になりはじめたような気がします。
でも、ウッシ―先生の正直さには及ばない・・・と思うのです。
今日は、先生のメルマガを転載させていただきます。
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◆ 今週のキーワード 『新しい自分を生きる勇気』
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最近、いろんなところで講演をしていて、そんな自分に本当にそれでいいのかと問い掛ける機会が多くなっています。
現在ある自分が、本当に自分なのかと思う時があります。決して今の自分を否定しているのでもなく、嫌っているのでもありません。
ただ本当に今のままで良いのかと内からの声が聞こえて来る様な気がします。
この78年間を振り返った時、なんと心の貧しい自分であったかと思い知らされるのです。
人に言えない様な悪事に走った事もあります。人を騙した事もあります。
人を傷つけた事もあります。なんと見苦しい人生だったのでしょう。
そうしてその様な自分を黙って受け入れている自分を、本当にそれでいいのかと問い掛けている自分があるのです。
そう言いながらもその事を今蒸し返して何になるのだという自分も居ます。
お前は本当に何をしたいと言うのだと嘲笑っている自分もある様です。
私の78年の経験は、私が意識するかしないかいつの間にか私自身の自画像を創り上げて来たようです。
その自分がそうであると言う自分自身の持つ根拠は何もない様な気もします。
ただ自分がそう思っている方が、都合が良いのかもしれません。
他人もそう見て呉れているのだし、それを今崩したところで何になるのだと思う自分もあります。
確かに自分がそうやって来たのだから、その経験から生み出されたものだから、それで良いじゃないかと言い、それを自分だと思い込んでいるのかも知れません。
今も自分の心の底にある、穢れた思い、貪欲な欲望、自分を飾りたてようとする見栄、そんな自分が首を擡げてくるのです。
そんな自分を変えたいと思う自分があります。自分の人生を変えたいと思うなら、簡単に変えることが出来るように思います。
それは自分が今迄描いて来た自画像を変えるだけのことだと思うからです。
ニーチェだったかが言っていましたが、「自分の思い込んでいる自分を変えれば自分の人生が変わる」その通りだと思います。
自分で思い込んでいる自分とは、自分で作り上げている自己像の事です。
常に人のことを思い、他人に何か役に立ちたいと言って来ましたが、しかしそれは単に他人に認めて貰いたいと言う願望からそうしていたのかもしれません。
人に親切に関わる事によって人から愛されたいと言う自己中心的な行為ではなかったのではないかと言う思いもします。
今の自分を振り払って、自分を率直に見ることが必要だと言う事も分かっていながらそれに踏み出せない自分がいます。
ありのままの自分を率直に見つめなおすと言うことは、非常に勇気の要ることなのです。そこには言いしれぬ痛みを伴うからです。
然し、そこから新たな自分を生かすことが出来れば何と幸せなことでしょう。
素晴らしいことだと思います。
それが人間性回復運動の根幹なのだとの思いを強く感じています
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本当に魅力的な先生!
いつまでもカッコいい先生でいてくださいね。