明日からNYへ行きます。
AADGTのイレーヌロスマン先生主催の「ザ パッション オブ ミュージック」を聴きに行く為です。5年前に第1回目のカーネギーでのコンサートをした時は、私はNYのスタッフとして、会場や練習場所、ホテル、飛行機の手配から企業からの寄付金集め、チケットのセールスまでを担当しました。スタッフと言っても、後1人いるだけです。後から考えても、どうしてあんなパワーが出たのかわからないほど頑張りました。わざわざ日本までオーディションに駆けつけて選んだ才能ある子供達にカーネギーの場で弾かせたいというイレーナ先生とそれに答えようと頑張ってくれた子供達、先生方の熱意に押されたとしか思えません。NYでは、日本人演奏家のコンサートも行われますが、観客のほとんどは在米日本人です。「これではNYでやる意味がない。アメリカ人を、しかも音楽愛好家や先生方にこそ聴いてもらいたい」というイレーナ先生の強い希望でお客様を限定してチケットを買って頂く事は大変なことでした。なにしろ日本のピアノ界では有名でもアメリカでは全く無名の子供達です。でも、その時選ばれた子供達は5年たった今、才能をさらに伸ばし、ピアニストの卵として活躍しています。そんな結果を見てもイレーナ先生の才能見抜く力には驚かされます。さて、今回はピティナのビデオを見て、先生が選んだ3人のピアニストが登場します。第1回目の演奏で会場を沸かせた関本昌平君、小林愛美さん、角野未来さんです。その他、NYやノルウエイの若き演奏家も出演するとの事。今回はゆっくりと楽しみたいと思います。
カーネギーコンサートに行ってきます
- 2005.05.29
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