NY入りしてから2カ月。
ホテルで待機してアパートの審査を待っていました。
昨日ボードメンバーの面接を経て、やっと入居が許可されました。
「ボードメンバーは普通3人、有名人だと増える場合もあるけど、形式的なものだからササッと終わる」と聞いていたのですが、
実際は6人のメンバーがいて30分も話が盛り上がり!?ました。
面接は上手く行ったような気がしていたけれど、今日の返事をもらうまでは気が抜けませんでした。
もし、これがダメだったらもう1度仕切り直し。
ああ・・・・この手間を考えただけでクラクラします。
ボードの皆さんは、審査の会議前だというのに、「いつ、お引っ越し?待っているわね」
「ご近所の方をご紹介するわ。火曜日でいいかしら・・?」
な〜んて、決まったように笑顔で握手してくれているけど、もう言っちゃっていいの?
しかも「本当かな〜?」って感じです。
ここはアメリカ。
簡単にくつがえされることなんてザラなんですから。
思わず、疑り深い顔になってしまう・・・
でも、無事決定です。
ほっとしました。
これで、やっと、やっと先のことを考えることができます。
長かったなあ・・・・
でも、実はこのアパートは1年契約です。
もしかしたら、1年更新できるかもという厳しい条件。
「最長2年」と決まっているので、また新しいアパートを捜さなくちゃならないけれど、1度アパート探しの山を越えたから、次回はもっとアパート探しも楽しめるでしょうか。
さて、ホテルからのお引っ越しは4月1日と決まりました。
4日には、ロンドンからの港止めになっていた荷物が運び込まれ、1カ月後には北鎌倉の家からの家具も届く予定です。
私たちにはもったいないような戦後の古い格調高いアパートで、大家さんのアパートへの思いも深く伝わってきます。
「ご縁があったのだから、大切にして、楽しく住まわせていただこうネ」と夫婦で語っています。
同時に、北鎌倉の我が家も新しい住人を募集中です。
場所は明月院(あじさい寺)奥の小道を入って、「笛」の喫茶店から2本目の急な坂を登ったところのこげ茶色の三角屋根の家。
実は、この家の契約時でも苦労しました。
最後の最後、判子を押す時になって、急に大家さんが「・・売るのは惜しいです」と言いだされたのです。
冷や汗が流れたことを昨日のことのように思い出します。
そして「やっと購入出来た」と思ったら、1年でロンドン転勤になってしまい、「今度こそ!」と思ったら、NYに転勤になってしまいました。
なかなか思う通りになならないものですね。
私たちは少ししか住めなかったけれど、四季折々の自然に囲まれた豊かな北鎌倉での暮らしは奥深く、訪れる友人も後を絶たないほど!
葉山の魚や地元野菜でお料理を作ったり、鎌倉の美味しいお店を訪れたことも楽しい想い出です。
駐車場もないですし、古くて寒い昭和の家ですが、それなりの趣があります。
ぜひ、古都鎌倉を愛する人に住んでいただけたら嬉しいです。
家さがしをされている方がいらっしゃったら、お声をかけてくださいね。
ご興味ある方は、天園ハイキングコースの入り口近くにありますから、お散歩がてら是非どうぞ!
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お問い合わせは、我が家の管理人の島津さんまで、
我が家の他にも鎌倉の物件情報を沢山お持ちです!
「鎌倉建て主塾」の塾長さんで、地元鎌倉の顔役の島津さんは、こんな素敵な活動もされています。〜北鎌倉 たからの庭〜