ロンドン・シンフォニー・オーケストラのコンサートに行ってきました。
ゲストは、ユンディ・リです。
前回のショパンコンクールのドキュメンタリーでは、若き獅子のようなオーラに包まれ、ブリリアントな演奏には私も唸ったのを覚えています。
あれから、4年。どんな成長があったのか。。。
彼の考えるショパンは、私の知っているショパンとは違っていました。
ショパンの演奏というよりは、彼自身に興味を覚えました。
前奏のところで、鼻を大きくすすり、ポケットチーフをいじったり、足をゆすったり、そわそわと落ち着かない彼。
ソロのパートが待ちきれない!そんな感じは、優位感覚でいえば、触覚系なのでしょうか。
よ〜い、どん!が待ちきれない男の子のようです。
演奏も頭や耳を使うというよりも運動神経でのって弾いている感じがしました。
あれれ?ショパンの持つエレガントさはどこへ行ったの?
床に置いてあった白いバスタオルで顔を拭き、鍵盤を拭いたのにはびっくり!
リハーサルじゃないんだぞ!
アンコールで弾いた中国の曲のソロのほうが光っちゃうユンディ君でした。