われらのタッキーこと多喜靖美先生のレッスンに行きました。
多喜先生とは、ピアノの先生の勉強会「上馬倶楽部」のゲストで物語にブルグミューラーの小曲を組み合わせる楽しい弾き語りを紹介して下さったのがきっかけで出会いました。
その後、ピティナの室内楽研修会で弦楽器とピアノの魅力をたっぷりと教えていただきました。
この研修会で印象的だったのは、「なるべく練習しないで上手くなる」方法があるといった新しい視点を与えてくださったこと。
また、4日間弦の音に徹底的に浸ることから、ピアノ耳から弦の耳になることを体験してみるなど新鮮な刺激を受けました。
今回は、もう1度、半年前に体験した弦の耳になって、スラブ舞曲を弾いてみたくなり、先生宅を訪問しました。
先生の求めているピアノの世界は、ピアノというよりももっと幅広く深い、芸術の世界。
私たちは、質の高い内容の濃い大人のレッスンを受けて、体全体で音楽を楽しみます。
音とリズムで先生と会話しているようで、「音楽って面白い!」と叫びたくなります。
大人の生徒さんが活躍されている所以がわかりました。
「8月の末にみんなでベーゼンドルファーの楽器博物館とショールームへ行って、バンバン弾く会があるので、一緒に行きませんか?」
「え!遠足ですか?」
「そう、もうホテルも押さえちゃってあるし、弾きましょうよ。。。」
楽しいことは、どんどんやっちゃう!そんな明るく勢いのあるタッキー先生のお誘いで、すっかり弾く気になっています。
「出来ていません。あんまり練習していないから。。」
なんて、うじうじしている生徒さんは、きっといないんだろうな〜
大きくてふかふかのお布団のようなタッキー先生が「出来ますよ」とおっしゃると本当に出来る気がしてくる、ナチュラルコーチの才能をお持ちの先生です。