ロンドンの庭に住む綺麗な声で鳴く鳥がいます。
鶯のような、カナリアのような・・
ナイチンゲール?
その鳥が、困った鳥で夜通し鳴くんです。
明け方になると静かになる。
さらに、路上に止めてある車のアラームが毎晩のように鳴ります。
・・だから、ちょっと不眠症。
今、私は感情の取り扱いを勉強中。
いつものように、「今は考えないでおこう」とネガティブな感情を横の箱に入れるのをやめて、
じっくり味わうようにコーチに言われています。
だから、眠れない夜、いろいろな心配事や悲しい気持ちがぞろぞろと出てきます。
ふと、17歳のときにある先生から言われた言葉が出てきました。
ありありと、そのときの情景が思い出され、あまりにも可哀想な自分に涙が出ました。
今、その人の年齢を超える年になってわかったことは、
「それは、あまりにもひどいじゃないか」
「それを17歳の子に言ってはいけないんじゃないか」
ということです。
どんな意図を持って、その言葉を発したのか知りたいです。
傷ついた当時の私は、先生に聞けませんでした。
「忘れる」ことで、30年以上も封印してきたのですね。
今、そのことを思い出して、気がついたことがあります。
先生も人間だから、ストレスのはけ口として、私が必要だったんだな〜ということです。
そこから、先生に対する哀れみ、失望、ぞっとする・・といった感情が出てきました。
同時に、私も周りの人に同じようなことをしているかもしれないと思いました。
その時は、「傷つきました」と教えてほしいです。
「なぜ、そう思ったの?」と聞いてほしいです。
どうぞ、心に蓋をして仕舞い込まないでください。
聞く耳を持ち、きちんと答えられる、軸のしっかりした人になれるよう修行を積みます。