ここは、メトロポリタンオペラハウスでのステージ。
オペラ歌手を目指す20代の若者9人の公開コンクール、
Grand Finalsが始まるのを静かに待っています。
メトロポリタンオペラハウスのステージは、オペラ歌手を目指す者なら、1度は立ってみたい大きな夢の舞台。
ファイナリストは、そこで満員のお客様を前に、の演奏で歌わせてもらえるのですから、素晴らしいチャンスを手にしたことになります。
会場は、METの新人歌手を応援したい、
フレッシュな才能をこの目で見てみたいお客さまの熱気でいっぱいです。
でも、METデビューは、運のいい人、コネのある人ではなく、真の実力を発揮したものだけがもらえる栄誉あるチケット。
歌は私の専門外ですが、結果は予想通り。
入賞者5人中4人の受賞が私が思ったとおりでした!
私が理事を勤めさせていただいているHANAMIZUKI芸術フェスティバルでは、
『感動』の大きさを基準として各分野からの芸術のプロが審査します。
過去6回、必ず全員一致で決まるのが、芸術大賞。
誰が見ても聞いても、素晴らしい!と感動させる人は、
いったい何を持っているのだろう・・・
これは、目下、私の研究テーマのひとつでもあるのですが、
今、確実にわかったことは、
彼らは、『楽しさ』と仲良しだということ。
学ぶことの楽しさ、
表現する事の楽しさ、
極める事の楽しさ、
伝える事の楽しさ、
結果を待つ楽しさ、
その結果からまた次への可能性が見えてくる楽しさと仲良しです。
そして、今回のGrand Finalでも、
魂の望むように楽しみながら研究を積み重ね、
自分で生み出した創造性をを演奏という形で表現しきった若者達は、
全員楽しんでいました。
それは、かもし出すエネルギーにオーラとしてあらわれるので、すぐにわかります。
名前を呼ばれなかった参加者も、舞台に呼び出され、全員でハグしあう様子は温かかったです。
ハグの力ってすごいから!
きっと、お互いライバルであると同時に、同士であることを確認できたのではないでしょうか。
日本もそうなったらいいのにね!
リンカーンセンターで見ることが出来るさまざまな超一流のパフォーマンス。
魂が生み出す、
創造、
表現するということ。
これからも、実際に足を運んで学んできたいです!
家に帰ってきたら、アパートの下大きなプードルちゃんがおとなしくつながれていました。
アパートの1階はスターバックスなので、ママを待っているところかな?
癒されるよね〜君には・・・♪
すごいものを見聞きした後なので、なんとなくほっとしました。