昨日の天風塾では、哲人哲語より
「慣るるとも狎るる勿かれ」という言葉について深く学びました。
中でも世阿弥が再定義したという「初心」の年齢段階が興味深く思えました。
是非の初心 若年期 不器用ながらも全力で稽古したときの「必死さ」
時々の初心 壮年期 技が安定しても、その時々に現れるy「新たな未熟」
老後の初心 老年期 年齢なりの芸を深める努力が必要。そこにも「初心」
この3段階を見ると、ACCのコーチは若年期
PCCのコーチは壮年期
MCCのコーチは老年期と言えそうです。
さあ、そこで気をつけたいのは、少し慣れてくる頃に顔を出す「やってるつもり」「慣れ」「マンネリ」です。
思えば、私の少女時代。
母「練習したの?」
私「やったってばー」
母「だって、全然弾けないじゃない」
私「出来てる。良いの、これで」
母「先生に怒られても知らないからね」
日々、繰り返していました。
そのうちになんとなく発表会ピアノの曲が仕上がってくるころ
必ず飽きてきます。
惰性で弾いて、慢心が起こり、
本番で思うように弾けず、その結果自信をなくして、
「ほらみてごらんなさい」と怒られて、
本番が嫌いになるということを繰り返してきました。
最初は苦労しても、経験を積むことで慣れて少しずつできるようになっていく。
成長が見られると嬉しいですよね!
しかしながら、意識しなくてもできるようになった時こそ、起こるのが「狎れ」
狎れは、こんな形で現れます。
・急ぐことをする時→確認を省略し、ミスしてしまう
・興味のないことをする時→好奇心低下、上の空、退屈、ミス増加
・価値のないと思うことをする時→先延ばし、無駄だ、手抜き、離脱
・慣れていることをする時→当然(盲点)油断、重大事故
なので天風先生は「心を使い、気を込めよ」とおっしゃいます。
といっても、24時間気を込めていたら疲れてしまいそう。
最初は、一日一つだけでも良いから、3分5分でも良いから、
積極的な気持ちで向かえば、知らず知らずのうちに変わっていくのだそうです。
そのためには、
🌹好奇心を持って、何事も楽しめる心を作ること。
🌹一緒に学ぶ仲間がいること
まさに!
コーチングと出会ってからの私は、同じようにして、精度を高めてきた!
さらにこの二つも付け加えたいと思います。
🌹環境を整えること
🌹自分に合ったルーティンや方法、その仕組みを作ること
これからは、もっと「心」を使って集中して、精度を高めてみたい。
たとえ朝のコーヒー一杯でも
心を込めて淹れたら、どんな違いがあるのかしら?
楽しみが増えました。
・・・・
✨コーチングを知りたい、基礎を体験してみたいという方に向けた新しいクラスのお知らせです。
8月16日の体験クラスは、こちら。
✨AI融合型次世代セッションの体験も始まりました。
✨ Level 3、第4期が8/23より始まります。7/25まで、早割受付中です。
✨Coaching Plus OneのMCCDuoによるグループメンターコーチングもお申し込み受付が始まりました、こちらからどうぞ〜