紅葉の美しい高山では、急に冷え込み、雪が舞い散る街を歩きました。
あまりにも寒いので、翌日はバスに乗って1時間の福地温泉へ。
ひなびた小さなお風呂に入りました。
湯上り後は、おばあさんが1時間かけて囲炉裏で焼くイワナや柔らかい飛騨牛の串焼きを楽しみました。
そして、翌日は急に白川郷に行きたくなって、またまたバスに乗り込みました。
合掌造りの家の御当主は、ゆとりを感じさせる立派な方々ばかり。
こちらも世界遺産級だな〜と感心しました。
でも、今回の滞在で1番よかったのは、旅館と小さな喫茶店「if」です。
高山では、小さな家庭的な宿に泊まりたくって、紹介していただいたのが「いろは旅館」でした。
部屋を暖めて、夜遅く到着した私を待っていてくれたおかみさんの優しさと慎み深さにとても心が安らぐのをを感じました。
喫茶店の「if」は、コーヒーとシフォンケーキが最高においしいくって3日連続で通ってしまったほど。
時計がたくさんかかっていて、静かにジャズの流れる店内には、おなじみのお客様と私のような旅人とが静かに休んでいます。
こんなに良質なお店なのに、値段は他の店の半分ほど。
観光地において、良質で控えめなものは、心を打つのだな〜と感じました。
3泊の旅を終えて、リンゴを1個買いこみ、新宿行きのバスに乗り込みます。
今日は、ホテルでセッション。
明日からまた、セミナーの後半が始まります。