Riezm Academy

NYの風

NYの風

私の行っているジム。

入口にジュースバーやウエアを売っているショップがあって、楽しむことができます。

いつも思うのは、NYの人たちってすごい!

フロアでは、歩くのがやっとというような、それはもう、男か女かわからなくなっているような高齢の生徒さんも、お姉さんインストラクターに気合を入れられながら、ウエイトを持ちあげているし・・・

ZUMBAの先生も、80歳ぐらいのおばあちゃまだったり、顔はちっちゃくってもバスト110cm、ウエスト100cm、ヒップ120cmぐらいの立派なボディの若いお姉さん先生だったり、入れ墨だらけのおじさん先生だったり!

「ダンスの先生=若くて綺麗でスタイルがいい」という私の思い込みを、思いっきりぶち壊すような先生ばかり。

でも、さすがに選び抜かれただけあって、いったん踊り出したら、そのすごさといったら、ありません。

オ―ラ満々で、神が宿っている・・・としか思えません。

毎回、どんな先生に出会えるのか、本当に楽しみなのです。

 

この日のZUMBAの先生は、身長160cm、ヒスパニック系で、ピザ屋で働くお兄ちゃんみたいな先生でした。

彼は音楽のセンスも良く、タイミング良く次のステップにつなげてくれるので、とても踊りやすい。

上手になった気分で踊っていると、だんだん先生がカッコよく見えて来て、私の目もハートになって来てしまうから不思議・・・

そんな彼のクラスは、スタジオは生徒で溢れ返り、踊るスペースもやっとやっとあるかな?という感じです。

 

この日は、レッスン終了2分前に、音楽が止み、ぱちっと電気が消えました。

 

あれ、あれ、あれ?

 

なんと、みんなでバースデーソングを歌いだしました。

1番元気な75歳ぐらいのおばあちゃまお手製のケーキに蝋燭が1本立てられて、しずしずと捧げられます。

本当に楽しいサプライズ!

日本にいたら、勝手にサプライズをしてしまうなんて、気が引けてしまう・・・

仕切っているとか、厚かましいとか思われて、何かるのが嫌だな〜。

だから、みんなに声をかけたり、会費を集めたり。

でも、集める会費の金額やプレゼントの内容など、色々気を使いそうです。

NYの風

先生にケーキを渡すおばあちゃま。

 

一生懸命勉強して、有名大学に入り、一流の会社に就職しなくても、

好きなことで成功している人。

それを活かして輝いている人たちが、いっぱいいる!

何でもあり。

とっても自由。

NYって、そんなところなんですね。

 

帰り道に見かけたおじいさんの後姿。

・・とっても自由な風に足首までの髪の毛が揺れていました。

NYの風