小さな種とつぼみコンクールの誕生秘話と小さな一つのドラマ

小さな種とつぼみコンクールの誕生秘話と小さな一つのドラマ ブログ
小さな種とつぼみコンクールの誕生秘話と小さな一つのドラマ

今日は、11月3日に大垣で行われた「小さな種とつぼみ音楽コンクール」のお話。

秋に審査員養成講座に合格された長崎先生が初審査を務めてくださいました。

同期の先生方も駆けつけられ、嬉しいご対面もありました。

同期生の森本先生によると、

自分だったらこう褒めるな〜とシュミレーションしながら演奏を聞いていたけれど、

両審査員の先生方は、全く思いもつかない方向からの褒め言葉があり、

う〜〜む。こう来るか〜〜と、とっても勉強になったそうです。

とにかく暖かくて、みんながにっこりするようなコンクールだったとの報告がありました。

安藤敦子先生もブログにこんな風に書いてくださいました。

目に浮かぶようですね!

 

出演者の小さな種とつぼみたち、その親御さんも、先生も、

審査員の先生から100%ほめていただけるのですから、これほど嬉しいことはありません。

 

どんな子にも可能性がある。

その子の種の中に眠った可能性に本人だけでなく、周囲も気づき、

未来に向かってを大きく開花させるためには、

きちんとした眼を持った大人たちが、真の心を持って、

あらゆる角度からほめる必要があります。

 

だから、どんなに簡単な曲でもOKです。

上手に弾けなくったっていいんです。

ステージの上で、

発表してくれたら・・・・・

 

 

 

はい!

全員入賞なんです。

 

 

 

コンクールなのに、全員入賞でいいの?

 

 

1年半ほど前の事でしょうか。主催者の松波知子さんが、セッションの時、ポツリとおっしゃいました。

(松波知子さんも、もう長いこと、私のコーチングのクライアントさんです)

 

生徒さんが2,3人しかいなくて、街で、ひっそりと隠れるようにしてピアノを教えられている先生、

指導に自信がなくて、生徒さんをコンクールに出す勇気のない先生、

また、ピアノを弾く事は大好きなのに、私は下手だから・・・と劣等感で一杯の生徒さん、

人前で弾くことを躊躇してしまう生徒さん、

コンクールなどでバリバリ活躍していたのに、あることがきっかけで、人前での演奏が怖くなってしまった生徒さん。

 

そんな人たちをHANAMIZUKIで救えないでしょうか・・・・

 

 

 

私は叫びました。

 

 

 

 

もちろん!出来るはず、一緒にやりましょう!

HANAMIZUKIこそが、そういう先生や子供達が活躍できる場になったらいい!

ぜひ、場所を作りましょう。

 

 

 

知子さんは続けました。

出来たら、検定とかグレードなどのように、落ちたり、受かったりする形じゃないものにしたいんです。

どうでしょうか・・・

 

 

答えは決まっている!

そして、二人で涙が出るほど嬉しくなって笑いあいました。

 

同時に出た答え、

それは、

「評価のないコンクール」があったっていいじゃない☆

 

知子さんの考えがなんともイケテます。

『だって私、下手な子にだって賞状をあげたいんですもの』

 

私たちは、こう考えます。

誰だって自慢したい。

ピアノを習っている子なら、どんな子だって夏休むが終わって久しぶりに友達や先生に会ったとき、

「ピアノのコンクールに出たんだ!」って言いたいばず。

評価されず、

審査の先生に良いところをいっぱいほめてもらって、

賞状をもらうことで、

どれほどその子の目は輝き、自信につながることでしょう。

 

実は、1年前に実験的にこのスタイルでやってみました。

そして、1ヵ月後にもう1度弾く場を設け、『100%褒めただけ』の成果を見てみてみたのです。

なんと、

なんと、

な〜〜んと!

スタッフ一同、また、参加されていた生徒さん方の親御さんも唸るほど、一人残らず全員が上達していたそうです。

 

思いがけないサプライズは、

ほめてもらったところはさらに良くなっていて、

ほめてもらわなかったところは、「そのまま」だったそうで・・・

あら、あら?

 

でも、それでもいいんです。

 

未熟なところは、本人も先生もわかっているはず。

そこは、ゆっくり直して、磨いていけばいい。

私たちは、もっと、上手になりたい!

楽しかったから、またコンクールに出てみたい!といった子供達の夢見る思いや、

自分を信じる力を大切に育てたいのです。

 

そんな小さな種とつぼみコンクールは、2014年3月に横浜で、4月に知多で、開かれます。

どなたでも、どんな楽器でも、歌でも詩の朗読でも、発表できるものなら何でも参加できます。

大垣では、高校生の生徒さんも出てくださいました。

大人の方もウエルカム。

どうぞ、自信をつけに来てください。

褒めてもらいに着てください。

審査員一同、『褒める力』をピカピカに磨いてお待ちしています。

 

そんなコンクールの審査員養成講座で学んでみたい方はコチラ

1月スタートです。

 

最後に、そんな小さな種とつぼみコンクールのドラマを一つ。

大垣のコンクールでは、お父さんのギタ-に合わせて歌をうたった女の子が出場しました。

リズムに乗り切れず、なかなか声のでない女の子。

お父さんは、促すように足で一生懸命リズムを取ります。

そのの足の動きに合わせて、

小さな手拍子がはじまりました。

最初はスタッフだけだったかもしれません。

それが、1人から3人となり、最後は会場いっぱい響く応援の手拍子に合わせて、

女の子は見事に歌うことができました。

とても感動的なシ-ンだったそうです。

 

ね!

いいでしょう?

手拍子の出るコンクール。

そして、審査員の村澤先生と長崎先生からの愛情あふれる言葉のシャワー。

 

良いコンサートを効いた後、心満たされて家路に帰るように、

小さな種とつぼみコンクールの帰り道は、笑顔で一杯。

はしゃいで甘える子供達の姿がかわいらしかったそうです。