自立する子供

「お母さん。ハルカ今年の夏のサマーキャンプは、コスタリカに行きたいんだけど、いい?」

コスタリカってどこ???
南米・コーヒー豆の採れるところ・友人が駐在していて綺麗な所だと聞いたことがある。私の頭はほとんど空っぽです。

「で、コスタリカに行って何するの?」

「スパニッシュのクラスをとって勉強するんだ。それにホームステイだから、きっとスパニッシュを使えるようになれると思う。みんなで学校を作るボランティアもするし、週末はラフティングやシーカイヤックも出来るんだって!」

「どのくらいするの?」

「16日間で、4995ドルって書いてある」

「(おっと〜!)素敵だけれど、ちゃんとお父さんにお願いしてみなさい。よく調べてね」

「うん。NYの学校の時のジュリアと一緒に行くんだ。ジュリアのパパとママはいいっていてるから、後はハルカの返事待ちなの」

帰ってきた夫に話すと渋い顔です。

「なんで、スペインじゃなくてコスタリカなんだ。スペイン語の本場はスペインだろ。それに、現地の人の家にホームステイして何かあったらどうするんだ!」

夫婦で方針が決まらないうちにハルカから「お願い」の電話がかかってきました。

「ハルカの説明じゃ納得できないよ。お父さんは、よくわからないから心配なんだ。(アイ・メッセージですね。その調子)もっと具体的に目標と目的を言って欲しいな。(あ!それ、私がコーチングで使っているスキル、取り入れていますね。。。でも、そんな言い方で、いきなり切り込んでもフリーズしちゃいますよ)

例えば、スペイン語の成績をこのくらい上げるために必要なんだとか。(あ!答え自分で言っちゃってますよ)。お金の問題じゃないけれど、高いんだから。飛行機代も別にかかるしサ!(ア!言っている事矛盾していますよ)」

思ったと通り、テンションが下がったまま電話は切られました。

「あああ〜なんて下手な言い方なんだ〜」

夫は、頭を掻き毟って反省です。

私は思います。ハルカにも相手を説得させる気合というものが必要。何度ダメって言われても本当に行きたければ噛り付いて頼んでくるでしょう。

結局、何度かの話し合いを通じて、コスタリカのキャンプはOKが出ました。

「学校のモナサは、考古学が好きだからスペインに遺跡を彫りに行くんだよ。ホームステイして!」

いいな〜。THE ROAD LESS TRAVELED←キャンプのHP
名前もいいよな〜。うらやましそうで悔しそう。複雑な心境の夫の顔を見ながら、可愛い子には旅させろでしょ!。と思う私なのでした。