今日は、5年間住んだグロウスターロードの家を訪ねました。
フラットに近付くにつれ、全く変わらない懐かしい景色、優しい空気に胸がいっぱいになりました。
この緑のドアを見たら涙ぐみそうに・・・
私たちはここのトップフロアに住んでいたのです。
今回は、1階に住む大家さんのバーバラがいたら、ハローだけ言って、NYのお土産をお渡しして帰るつもりでした。
でも、迎え出たバーバラは、当然のように「まあ、入って、入って」と私の背中を押し、
当然のように、「まあ、まあ。さあ、お茶を飲みましょう」と言って、お湯を沸かします。
・・・相変わらず、お邪魔するのに恐縮する位、散らかっていたけど、そんなことを気にせず、迎え入れてくれたことが嬉しかった!
バーバラの入れてくれたお茶を一口飲んんで、「バーバラ・・」と言ったとたん、涙がポロリ。
そのあと私、びっくりするほど泣いちゃって・・・
当時、家さがしをする私たちが出会った中で、1番明るくて風通しの良いお部屋がバーバラの家でした。
私は一目惚れ。
「ここに住みたい!」と思い、強く願って、住むことが出来たお部屋でした。
5年間の間、私はこのアパートで原稿を書き、
セッションをし、
コーチの試験勉強をし、
アーティストコーチングサロンを催し、
サロンコンサートやパーティをし、
本当に沢山のお客様をお招きました。
バーバラの家は、訪れたお客様みなさんが褒めてくださる気持ちの良い家だったのです。
バーバラのご厚意で、バーバラのお宅のリビングでサロンコンサートも2回、させていただいたこともありました。
本当によくしていただいたなあ〜
そんなあれこれが走馬灯のように蘇り、私は、この地に守られていたのだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
あわただしく、でも貴重な時間を分かち合い、ぎゅっとハグしてお別れしました。
こういう時、ハグっていいな!
日本にもハグの習慣があったらいいのにな・・・と思いました。