実は日本に帰ってから、気になっていることがありました。
それは、すれ違う人々や電車内の人々に「表情がなくてうつむき加減な人」が多いこと。
20年ぐらい前は、疲れたビジネスマンが目につきました。
10年ぐらい前は子どもたち。
そして、今は、働く女性やママたちの疲れた表情が目につきます。
いつ頃から、こんな風になってしまったのでしょう・・・。
海外生活が長かった私から見れば・・・
まわりにはいっぱい、安くて可愛くてステキなものがあって
こんなにも豊かな物や情報にあふれている
・・・ように思うのに。
彼女たちは、何かに気持ちをとらわれている・・・
笑っているけど、心から笑っていない・・・
そんな気がしてなりません。
これからの日本は,さらに少子高齢化が進み、経済の発展も止まっていく・・・と発表されています。
なくなる職業も出て、生きづらくなっていく・・・とも、言われていますよね。
そんな未来に備えて、あなたは、どのような準備をしていますか?
もし、準備していないとしたら、いつするのでしょう?
このまま流されて行って、いいのでしょうか?
生き方を決めて、変わるなら、
「今」じゃないでしょうか?
日本では、今から20年ほど前にコーチ養成機関が設立されて、多くのコーチが誕生しました。
2004年のことです。
電車の吊り広告にふと心惹かれて「コーチングのセミナー」に行った私は、雷に打たれたような驚きとともに、直感で「これだ!」と思いました。
もらったテキストには、こう書かれていました。
<答えは自分が持っている>
指示命令型の母に育てられた私は、「自分で決める」という経験が欠如したまま成長しました。
恥ずかしい話しですが、明日に着る服も、新婚旅行の行き先も・・・「母が気に入るかどうか」「母が気分を害さないかどうか」・・・が気になっていました。
どうしても迷い過ぎてしまい、黙ってニコニコするしかありませんでした。
そんな私は次第に、「怒られないように相手に合わせたり」はたまた「合わせる振りをすること」ばかり上手になっていったんです。
私は、そんな自分のことが大嫌いだったけれど、心のどこかで「私の存在」が本当の「私の意見」を持っていて・・・。
それを誰かに認めてもらいたがっていたんですよね。
そうして43才でコーチングと出会いました。
一流のコーチからの導き、承認、愛情・・・。
それらは、私から「私の存在」を徐々に引き出し始めたのです。
その暖かさと喜びをシャワーのように受けて・・・。
泣きながら、
「もう、生き方を変えよう!自己責任で生きていこう!!」
って、自分にオッケーを出しました。
それからです。
私の人生はとてもカラフルに、とても豊かになっていきました。
もう、以前のように周りを気にしません。
すべて、「これをやったら、気持ちがいいか、悪いか」を判断基準にして、自分の心で決めていくのです。
もちろん、好きなこと、やりたいことが中心だから、決断も行動もどんどんスピーディになって行きました。
そして、私自身の肚が決まっているせいでしょうか?
以前にはあった、しつこい頼まれごとや、面倒な相談が舞い込んでこなくなり、私の行動にあれこれ口出しする人は不思議なほどいなくなって行きました。
例え思い通りにならないことがあったとしても、ぐっとこらえて他人のせいにせず、自己責任に引寄せるようにしました。
やがて、好きなこと、やりたいことを中心に、決断や行動がどんどんスピーディになって行き「今、やりたいな〜」と思ったことは、ほとんど実現しています。
このメルマガには、そんな私の実体験を書いていきます。
もし今あなたの人生が曇っているとしたら・・・。
それは、過去の私と同じ。