なりたい木になる
今日も人生を本気で引き上げたいと思っているあなたへ
ヒントをお伝えしていきます。
「青木さんが木だとしたら、
どんな木になりたいですか?」
これは亡きマイコーチが投げかけてくれた質問。
この当時、私は夢がどんどん実現していき
息苦しさを感じていた時です。
「赤い大きな実が鈴なりになっているりんごの木です。
みんな指差してすごいねって言ってくれる。
でも、私は苦しいんです。
幹も枝もこんなに細いのに、
実ばかりがなってしまっている」
(マイコーチ)「そう。何が必要なの?」
私は溢れてくる涙をこらえられません。
「木には葉っぱが一枚もないんです。
葉っぱから栄養を吸収できずに苦しんでいるのに
誰も分かってくれない・・・・」
(マイコーチ)「何が必要なの?」
「・・・・・・。きっと・・・。
勉強する時間。じっくりと学ぶ時間です」
この時出て来た答えは、
原点に戻る転機になりました。
後日。
家族にも「どんな木になりたい?」と聴いてみました。
夫まろっちは、太い幹を持つがっしりとした木。
娘はなんと
「アリゾナのような砂漠に咲くちっちゃなサボテン」!
その理由は・・・。
「見かけがトゲトゲしていて目立たないけれど
赤い小さな花をつけて
砂漠を行く人をほっとさせることができる。
例え誰も気付いてくれなくても、
厳しい暑さのなかで
精一杯生きる逞しさを持つサボテン。
でも、本当は体のなかに
みずみずしさを持っている。
そんな意外性を持っている私」
というものでした。
早生まれで何をするにも遅くて
いつもくっつき虫だった娘。
それが成長しこんなに風に思っていたことを知り、
私も夫も感動で胸が震えました。
コーチングにおける質問のスキルは
家族のコミニュケーションにも役立ちます。
あなたの大切な人にも聴いてみてください。
「あなたが木だとしたら、
どんな木になりたいですか?」