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ウィーン日記

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週末を利用してウィーンに行ってきました。

80歳にして1年間のウィーン移住を計画、実行した刺繍作家のおトシさんを訪ねるのが1番の目的でした。

でも、転んでしまって骨折したおトシさんは、急遽、一時帰国されたとのことでお逢いできませんでした。

毎週手紙をもらって、「おトシ、待ってる。早く会いに来て〜」「ゴメン、やっと、行けるから」とあんなに喜びあったのに・・残念です。

でも、大好きなウィーンには、ベーゼンドルファー社長のファルファル&真奈子夫妻もいます。私たちの先を走るイケてるご夫妻で、すごく自然体でカッコいい!

毎回刺激を受けています。 今回もまた、ファルファル邸にお邪魔するのを楽しみに、ウィーンに向かいました。

日曜日にほとんどのお店が閉ってしまうウィーンでは、土曜日中にお買い物を済ませなくては!

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メトロポロタン歌劇場のシャンデリアで有名なロブマイヤー、前から欲しがっていたシャンペングラスをゲット! お店で入れてくれるエスプレッソとお菓子が美味しい。さすが、ウィーンだわ〜

そして、オーストリアの民族衣装を売っているローデンプランクルというお店で、夫はジャケット、私はコート風のジャケットを購入しました。

古いワインケラーで、ウィーンのお食事を堪能した後は、コンツェルトハウスへ。

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夜は、世界で1番尊敬するピアニストのサカロフのコンサートです。いつものように薄暗い照明の下、これぞサカロフの音、サカロフの音楽の世界に浸りました。シューマンとブラームスは、私も聞いたことのない曲でしたが、暗くて寒いウィーンの冬にピッタリの重厚な曲でした。

翌日は、楽しいクリスマスマーケットめぐり。

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可愛らしい木でできた小さな家(屋台?)に数々のお店が並びます。オレンジの入った暖かいワインのマグカップを手に、いろいろなお店をのぞくのが楽しい。疲れたら、優雅なカフェで一休み。生クリームを添えたザッハートルテとコーヒーの美味しいこと。ウィーンでのお気に入りのひと時・・・

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夜は、昨日買ったばかりのジャケットを着込んで、オペラ座へ。今夜の出し物は「仮面舞踏会」です。 歌も素晴らしかったけれど、なんといってもオーケストラのレベルの高さに驚きました。さすが、ウィーン。思わず、唸ります。

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いつもエレガントな奥様の真奈子さん。ロンドンにいらっしゃった時は、ピアノを習いにきてくださっていました。そして、アロマの先生でもあります。オペラ座終了後は、オペラ座から徒歩2分のご自宅にご招待いただきました。ご主人のファルファルさんと真奈子さんが、かわるがわる弾く、愛ピアノのベーゼンドルファーの音をバックにワインと美味しい手料理をいただきました。

ちょうど、ファルファルさんの高校時代の同級生の奥様方(ファンクラブのメンバー)もウィーンにいらっしゃていて、どこまでもどこまでも楽しく盛り上がりました。レディスに囲まれ、会話の変化球をカバーしきれない夫・・でも、なんだかとっても嬉しそう。なんだか若返ったみたい。

 

ロンドン離れちゃったら、今度いつ、ウィーンに来れるんだろう・・・

夢のように楽しいひと時を過ごして、しんみりする私に

また、来れるサ!

と言ってくれる優しい夫でした。 

ありがとう。期待します☆