明日、船便1便を出さなければならないのに 全くやる気が起きません。
ここ12年間に、香港での引越し2回、NY2回、帰国して2回を引越し業者も驚くほどの働きぶりで、バリバリとこなしてきたリエ先生です。
「えっ!もう終わったの?」とビックリされるのが自慢でした。
恒例の鍋磨き、銀磨きもせずにダンボールにだらだら詰め込みます。
なんだか、私らしくない状況です。
あ〜ここから脱却する為には、コーチングしかない!ふと、思いつきました。
以下、自問自答のセルフコーチングです。
「明日の夜は、引越し荷物を出してどんな気持ちになっていますか?」
やっと、1歩踏み出してほっとしています。なにしろ荷物が届くのに2ヶ月もかかるのでトランク3つで着任した夫の為の早く送ってあげたいと思っていました。
「早く荷物を送るのが先決でしたら、銀食器は今磨く必要はありますか?」
あ〜。ありませんね。考えるの、やめます。
「夫の喜ぶ顔がみたいのですね」
がらんとした家で孤独なようです。馴染んだお気に入りの物に囲まれれば落ち着くかな?と思っています。寂しそうに電話がかかってくるので、早く行かなきゃと思い始めています。
「引越しを終えたら何をしたいのですか?」
コーチングの大きな仕事を4つもかかえています。
それに集中したいけれど、気になっていることがあって。。。
「気がかりや不安は、ロケットスタートの妨げになります。早く片付けちゃいましょうよ。気になっていることって何ですか?」
はい。1つは黒猫ベルちゃんのこと。NYから連れ帰った時とは条件が違い、日本で7ヶ月も検査待機しなければならないことがわかりました。
それは無理なので、預かり先かもらってくれる人を探さないと。。。
もう1つは、この家を借りてくれる人が見つかるかな?と心配です。
「もらってくれる人は探していますか?」
・・・・そんな気になれなくって。。。
「すぐに2つの行動を開始してください。1つは、万一7ヵ月後に引き取りにこれた場合の為の血液検査を済ませること。
もう1つは、ベルちゃんの幸せのためにももらってくれそうな人に声掛けを開始することです」
はい。ぐずぐずしていました。やります。
「いつ、やりますか?」
明日、ゴミだしのときにご近所の方にインフォメーションを流します。
「家の事は?」
不動産屋さんに任せてあるので、余計な心配はするのをやめます。
「これであさってから、仕事に集中してスタート出来ますね!」
はい。今、大切なことは良い仕事をすることなんです。相当勉強しないといけないので、明日の夜はちょっと豪華な夕食を用意して、スタートラインに立つことにします。」
こうやって書いているうちに、皆さんに宣言している事で、頭が整理されてきました。
心機一転、やるぞ!といった気分になっています。
今回は、自分で自分をコーチングしましたが、こんな時はコーチ仲間に「ちょっと考えをまとめたいから五分間コーチしてよ。」ってお願いして無料でやってもらうこともあります。
私のコーチとのコーチングは来週です。
音楽界のコーチとして立派に立ち上がる為のコーチングを依頼しているので、猫の話なんかしている暇はありません。
そろそろ、台所用品の箱詰めに戻ります。
スピードアップする為に、そう、カルメンのCDでも掛けながら!