昨日は、来週からスタートする「ゲスト講師×青木理恵のコーチング実践練習会」の前に
美枝子さんのセッション練習におつきあいしました。
美枝子さんは、りえずむ塾のベーシックコースで学び始めたばかりのビギナーコーチです。
そこで、私がクライアント役をしたのですが
いやぁ・・・コーチがビギナーなのに
大きな気付きがありました。
その理由は・・・?
私が考えている間、
それはかなり長い時間でしたが、ずっと待っていてくれた美枝子さん。
かつての私もそうだったけれど、
ずーっと沈黙が続くと
間が持てなくなって
焦って自分から答えを言ってしまったり
話を勝手に進めてしまうことって、よくあるんですよね。
でも、「コーチは待っていてくれる」という信頼感がベースにあると
安心して、考えられる。
いえ、まさに考え抜くことができるんだ!
そんな素晴らしい体験を得ることができました。
実は、昨夜のテーマはピアノのことでした。
それは長年、私の心に引っかかってきたことです。
「ピアノを気楽に楽しむことができない。レッスンを受けるためのの練習だったら、いくらでも集中して弾けるのに・・・」という悩みについて。
そのことに感して、「なぜそうなのか」は、もうわかっている。
でもこの夜知りたかったのは、
「本当の私は、ピアノとどうつきあっていきたいのか」ということ。
その答えを求めてセッションはスタートしました。
美枝子さんは、
私に寄り添い、しっかり聞いて、十分に寄り添ってくれたので、
ただそれだけで、特別なコーチングのスキルをつかわなくても
魔法が起きました。
本当は、
本当はね。
私はピアノと
友達のように仲良くなりたかったんだ。
でも、遊び気分で弾いちゃいけない。
ピアノに向かうときは、真剣に、集中しなくちゃいけない。
気が抜けたら、
気を抜いたのがバレるのが怖かった。
怖いから弾かない方がましだと思って近づきませんでした。
そりゃそうですよね。
友だちと遊ぶのに
気楽に遊んじゃいけないというのは、酷なこと。
でも、美枝子さんと話すうち、
もういいじゃない。って思いました。
これまで、膨大な時間とお金とエネルギーを注ぎ込んできたのに
私の財産なのに・・・
ずっとこの先、この呪縛から離れられないのは悲しすぎる。
友達とは、真剣に向き合う時も、遊ぶ時もあってもいいんじゃないかって。
だから、美枝子さんと3つの約束しました。
今日は、コーチとの約束を守ろうと思って、
久しぶりにピアノに向かったんです。
3つの約束
1 いつも青木山荘でのコンサートに合わせてする調律を、自分のためにする→調律の予約完了
2 ピアノの上を片付けてきれいに拭く→完了
3 なにか易しい曲を弾いてみる。ただし、練習してはいけない。気楽に楽しむこと→完了
子供の時に使った楽譜を開いてみました。
シューマンの子供の情景では、ペダルに苦労したっけ。
先生の書き込みがいっぱいあって、
本当に熱心に教えてくださったことが伝わってきます。
全音のこの楽譜は、なんと200円!
時代を感じるわぁ〜〜とばかりに、
次に易しい曲をと思って出したのは
モーツアルトのソナタ。
2楽章を弾いてみたら、
本当に美しくって素敵な時間だった。
子供のときは、2楽章を弾くといつも眠くなっていたけれどね!
2楽章って、大人のための癒やしだなぁ〜〜
そしてこの2冊は、
今は亡き河上素子さんと国立音大のクラスメイトの小原孝さんと一緒に作った日本の曲。
センスの良いアレンジがとてもきれい。
明日、弾いてみよう。
美枝子さんとのセッション。
とても良かったな。
私の人生が変わる・・そんな予感がしています。
そして、私の経験を元に
コーチングの学びやセッションの練習に
苦しさがあってはいけないと思って作ったクラスが、スタートします。
来週の水曜日から始まる
コーチング実践練習会。
残席1名さま。
一緒にセッションを練習をしませんか?
ビギナーの方は、
最初は私のグループに入っていただきましょう。
丁寧に解説しながら
ゆっくり進めますから大丈夫。
どうぞご安心を。
詳しいご案内は、こちらです。
お申し込みお待ちしています。